元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第605回
中国株銘柄のチェック法

中国株投資の話が長く続いて済みません。

でも、これからの医療費負担増、保険費負担増、
年金支払額減少、さらに消費税アップ――と、
僕たちのお財布を根こそぎ狙う
悪い政策がまかり通る世の中の予感がしますから、
もう、大手のサラリーマン諸氏といえども、
親方日の丸、寄らば大樹とはいきません。
これからはガン、心臓病、脳疾患と
生活習慣難病で倒れても、
己の身は己で守る覚悟を決めておかねばなりません。

先立つものは「お金」です。
ですから、お金の勢いのよい方角に、
わが身を乗せることが大切。
僕はチャンス到来と考えて
「中国株の効用」を説いているわけです。

ところで、中長期の夢を買うといっても、
中国株運用の実践法を教えてくれという
問い合わせが、また来ましたので、
こんどは、僕の盟友で「中国株・絶対法則」の著者・
アジア事業通信網の編集長の
阿部享士さんの銘柄チェック法を紹介しましょう。

1.忙しい資金は使わない、為替の動向に注意する
2.1度に資金を投入しない
3.購入する銘柄を徹底的に研究する
4.短期、中期、長期のスタンスに分けて複数投資する
5.株価が2倍になったら持ち株の半分を売却、
  1割下げたら撤退する

ともすると、
「桃栗3年はもとより、
 1ヶ月でも株を持っているわけにはいかん」と
痺れを切らすタイプも多いと思います。
そうしたときに最後の切り札があります。
次のような金言を思い越して対応して見てください。

「株の儲けは先見性10%であとの90%はガマン料だ」――
これは筆者の中国株の師匠である邱永漢さんが
教えてくれた投資金言です。
どうです? 株投資の至言とは思いませんか?
これをよく噛み締めて、
余裕の資金を工夫するように発想を転換して見ましょう。

ふしぎと「中国株」との付き合い方のテンポが
わかってくるはずです。
転ばぬ先の杖です。
半期毎、もしくは決算期ごとに、
じっくりゆったりと銘柄を見直して、
中長期にわたる利益の果実をものにしましょう。


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