元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第604回
中国株「果報は寝て待て」

別に、このコラムは中国株のコーナーではなく、
専門的なことが知りたい人は、
邱永漢さんや、小泉さん、サーチナの有田さんや
東洋証券の深堀さんのコラムで
しっかり勉強して欲しいのですが、
まあ、僕の場合は、
人生後半の財養生のひとつに
「若い市場」の息吹を貰う――という考え方がありますので、
中国株研究も
元気で長生き若返りの処世術として、
「大成金本」を読んでいただくと嬉しいのです。

ところで、前回の読者メールだけでなく、
中長期の成長の夢を買うことはわかったが、
もうすこし短期の運用はどう考えたらよいのか?
割りと現実的な質問も多いので、
そうしたときは以下のような
「中長期投資チェック法」を提案しています。

これは前作
「騙されない!中国株 7つの法則」で書いたものですが、

1.中国株は5年以上の
  中長期目標を果たすための投資手段と割り切る。

2.確実な「配当」「増資」があり、
  着実に「業績」があがっている安定銘柄
  (インフラとブランド)を買うという原則を曲げない。

3. 直近の悪いニュースや風評に反応するのではなく、
  少なくとも四半期に一度、
  自分で決めて選んだ銘柄を
  徹底的にチェックする時間の余裕を持つ。

4.もちろん株価が2倍になったら半分売る。
  どうしても売りたくなったら半期サイクルでチェックし、
  プラス2割、マイナス2割の間で決断する。

5.証券会社の推奨銘柄や
  パソコンのポートフォリオ・ソフトなどの投資ツールは、
  かえって自分の原則を揺らがせる材料となるから頼らない。

まあ、投資する金額にもよりますが、
この投資法、チェック法でいきますと、
株価変動やバッドニュースが飛び込んでも、
あまりイライラしませんから、
人民元ショックで多少ゆれる、
これからの相場には
ますます適しているように思います。
まだ「果報は寝て待て」で僕は行きます。


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