元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第643回
ガンに勝った人たち

もし、7月7日(水)東京・青山で開かれる、
「夏のスローヘルス懇親会」に参加しようかな?と
思案している患者さんや
ご家族の方がいたら、
まず、当日の特別講師である、
ホリスティック医療の権威・帯津良一医師の
近著を読んでからお出かけください。

最近、帯津先生から送っていただいた本は3冊あります。
「気の鍛錬―人生は日常にあり」(春秋社)
「養生は爆発だ!」(ビジネス社)
「ガンに勝った人たちの死生観」(主婦の友社)
すべて、大学病院などではとても教えてもらえない、
『ガンに勝つ養生法』
つまり、ガンを乗り越える人生観や体験例が、
ぎっしりと詰まった本です。

とくに「ガンに勝った人たちの死生観」という本は、
「余命○ヶ月」などと乱暴な宣告を、
大学病院の医師から突きつけられて
悩んでいる人には必読です。
帯津医師は本の冒頭で以下のように
じつにユニークな養生の知恵を開陳しています。

          *

日本人の民族性によるものでしょうか。
「死は恐ろしいもの、怖いもの、一巻の終わり、
 自分の生命は露と消え、すべてが無に帰する」
そんな固定観念があるのかも知れません。(略)
メメント・モリ・・・ラテン語で「死を想え」という意味ですが、
これこそ、患者さんにとっても、
医師にとっても、
そして健康な人が生きるうえでも、
もっともたいせつなことだと思います。(略)
患者さんの中には、医療者の予想をはるかに超えて、
病状がよくなる方がいます。(略)
何かが変わるその源に、死生観の確立があると、
私は想っています。
死への恐怖が消え、死をしっかり視野に入れたとき、
その患者さんの心の状態が、
「生命場」の自然治癒力を賦活して、
病状を回復に向かわせるのです。

          *

そして、帯津医師の下に通って、
死の恐怖を乗り越えて、
命を掴み取った患者さんたちの貴重な体験が
おさめられている本ですから、
ぜひ読んで見てください。
生きる希望と勇気がわいてきます。


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