元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第658回
代替療法を知るホームページ

いまや、ガンの治療法は、
「手術、抗ガン剤、放射線」だけではありません。
免疫療法や漢方薬療法、食事療法なども、
代替療法として注目されています。
しかし、大学病院などでは
科学的な根拠が薄い、信頼できないと使用を認めない分、
ガン患者には確たる情報を掴みにくい面を持っています。

もちろん、いかがわしい健康食品などもありますから
注意が必要ですが、
それに惑わされないためにも、
以下のような推進団体や代替療法の病院を知り、
比較検討して、
自分が納得できる治療や養生を
組み合わせていくことが大切です。

・特定非営利活動法人日本ホリスティック医学協会
 http://www.holistic-medicine.or.jp/
 ホリスティック(全人的な)健康を志向する医師、
 歯科医師、鍼灸師、その他の医療関係者、
 各分野の研究者、一般市民の協力によって、
 1987年に誕生した非営利団体。
 (2003年10月現在、会員数2200人)
 会長は帯津良一氏(帯津三敬病院名誉院長)。
 〒151-0051
 東京都千駄ヶ谷5-28-10 ドルミ第2御苑306(事務局)
 電話03-3341-3418

・日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)
 http://www.jact.gr.jp/jact/
 JACTでは、「健康食品の評価認定委員会」
 「認定医専門制度」
 「民間療法、新理論などの各種専門委員会」を発足させており、
 さらに「統合医療地域モデルの開発と実施」
 「統合医療大学構想」「統合医療の総合的研究」
 「国際統合医療会議」などを計画しているという。
 理事長は東京大学名誉教授の渥美和彦氏。
 〒113-0001 東京都文京区白山1-20-4 ハウス白山ビル6F
 問い合わせinfo@jact.gr.jp

・米国の国立補完代替医療センター
 http://nccam.nih.gov/
 国立衛生研究所に所属する
 National Center for Complementary and
 Alternative Medicine(NCCAM)のホームページ。
 代替療法の解説や最新ニュース・最新研究などの
 紹介をしている(英文)。

・全米ホリスティックヘルス協会
 http://ahha.org/
 American Holistic Health Association(AHHA)のホームページ。
 ホリスティックヘルスや代替療法の解説など(英文)。

・アリゾナ大学教授・ワイル博士のホームページ
 http://www.drweil.com/app/cda/drw_cda.html
 代替療法の世界的第一人者、
 アンドルー・ワイル博士(Andrew Weil, MD)のホームページ。
 西洋医学の「治す」医療ではなく、
 伝統療法など人間が持つ自然治癒力を高めるという
 「治る」医療を提唱し、
 統合医療( I n t e g r a t i v e Medicine)を目指す。
 メール相談のページには
 1カ月に100万件近いアクセスがあるという(英文)


←前回記事へ 2004年6月15日(火) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ