元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第761回
ガン勝利者の近道とは?

この秋は、全国各地でガンのセミナーが開かれていますが、
先日、9月17日に、
国際癌病康復協会健康フォーラム主催の
「これからのがんと統合医療」
というセミナーが開かれました。

統合医療とは、西洋医学を中心にして
補完・代替医療で補う治療法で
患者のQOL(命の質)を高めつつ、
元気に長生きしていこうという、
ガン治療の新しい流れですが、
日本でも、このコラムによく登場する
帯津良一医師や渥美和彦東京大学名誉教授などが提唱。
ガン患者が激増しているいま、
ますます注目されている治療法です。

このコラムだけでなく、
僕の近刊共著
「医者と患者で作った―ガン治療入門」の中でも、
「これからのガン治療は、EBM=標準治療だけでなく、
 さらに広く、HBM(Human-based Medicine)=
 人間本位治療を採用すべきだ」と提案し、
心身のダメージを広げるような乱暴な治療は控えるべきだ
「ガン治療は元気で長生き」を治療の第一とすべきだ――、
と“いいところ取り”=“合せワザ”の治療について
提唱してきましたが、
このセミナーも、西洋医学と中国医学の
考え方の長所を組み合わせて
心身に優しい治療をすべきだというものでした。

さて「これからのがんと統合医療」というセミナーは、
中国の漢方制ガン剤・天仙液の開発者として有名な、
王振國さんを中心とするセミナーです。
当日は、日本、台湾、中国、アメリカで
統合医療の活動を実践する、
そうそうたる医師たちがパネラーとして
出席しました。

午前中はマスコミ向けのセミナー、
午後は一般患者向けのセミナーが開催されたのですが、
一人のジャーナリストとして、
天仙液ほかを併用して命を拾った、
ガン勝利者(CANCER VICTOR)の一人として、
また、ガン統合医療の実践患者として、
僕も司会役やスピーチを引き受けました。

ガン克服体験から僕は、
「合せワザ一本!」の治療、つまり
中国医学、西洋医学のいいところ取りをした、
統合医療の実践こそ、
ガン勝利者(CANCER VICTOR)への近道だと
話をさせていただいたのですが、
当日、出席の先生方によって発表された、
ガン最新研究やガン臨床報告が素晴らしく、
患者に生きる勇気をもたらすものでしたので、
次回から、いくつか紹介させてもらいたいと思います。


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