元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第766回
ガン治療の趨勢は「中西医結合」へ!

9月17日に開かれた、
「これからのがんと統合医療」というセミナーの話を、
もう少し続けます

「天仙液にガン細胞の
 アポトーシス(細胞死)効果あり」として、
5年間に及ぶ、ヒトのガン細胞実験をしたという、
台湾大学台付属病院助教授の孫安迪(ソンアンディ)博士が
衝撃的な研究報告をしたわけですが、
続いて発言したのが、
当の天仙液の開発者である、
中国・通化長白山薬物研究所所長の王振國医師でした。

王医師の出会いというと、
僕が6年前、東京のガン病棟で天仙液を服用、
そして退院後すぐに、
長白山の先生の研究所を尋ね、
さらに次の冬、北京でお会いして以来、
5年ぶりの再会であったため、
当日、司会役で登場した僕にびっくり。
回復ぶりに、本当に驚いてくれました。
「天仙液の開発に没頭して30数年になります。
 これまでに世界15万人の
 ガン患者を助けてまいりましたが、
 今日、関根さんの元気な生還の姿を見て
 研究者としてこれほどの喜びはありません」
と話の冒頭から喜んでいただきました。

王医師との出会いについては、
このコラムでなんども書きましたが
大学病院で受けた放射線の後遺症に悩まされ、
背中にまで突き抜けた被爆帯をなんとかしてもらおうと、
飛行機と車を飛ばして2日間、
中国・東北部の長白山まで、
先生をお尋ねしたのが始まりでした。
「ガンは退院後の治療・養生がとくに大切です。
 放射線の後遺症も、天仙液の大量服用で治ります」といって、
親切に触診をしていただいたことが昨日のように
思い出されました。
お陰で、僕は、今日まで、
再発も転移もなく、
心ゆったりと過ごさせてもらっているわけです。

昔話はともあれ、
当日のセミナーでも、じつに王医師はパワフルなトーンで、
「いまこそ、医師にとっても
 患者にとっても“ガン革命”のときです」と、
自らの研究成果を自信たっぷりに発表。
「手術、抗ガン剤、放射線という西洋医学の3大治療を
 妄信するのではなく、
 中国医学の長所も組み合わせる
 中西医結合、つまり、
 1+1=2、いや2以上になる心身を豊かにする
 治療を選ぶべきです」と強調しておりました。

さらに続いて、米国からフランク・コウジノウさんという、
がんコントロール協会の副会長、そして、
フロリダ統合医療大学のダニエル・G・クラーク博士が
発言にたったのですが、
この二人からも、アメリカでの代替療法の見直し、
漢方薬への注目が高まっているという報告がありました。

日本の医療事情と、
中国や米国の違いはまだまだ大きいようですが、
患者が「なんとしても命を拾いたい」
「ガンの勝利者」になりたい――、
その気持ちは同じだと思います。
僕自身の闘病体験からしても、
世界のガン治療の趨勢は、
西洋医学と中国医学の長所を組み合わせた賢い治療、
つまり「統合医療」へと向かいつつあると思いました。
ちなみに、このセミナーや
天仙液についての問い合わせは以下です。
健康フォーラムhttp://www.kenko-forum.com/


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