元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第772回
竹村健一さんと対談しました

ガンから生還して6年――
どうやら僕も特異なガン患者としてではなく、
しぶとくて悪運の強いシニア成功者の一人と
見られるようになったのでしょうか?
ガン克服のインタビューばかりではなく、
本来、僕がフィールドワークをしている、
オンライン取引やメディア研究に対する、
取材が増えてきました。
前回、月刊誌「編集会議」の座談会の話に触れましたが、
今回はラジオの対談に出たときの話を書きましょう。

僕が週刊ポストの現場編集者の頃から、
親しくしていただいているジャーナリズムの先輩の一人に、
評論家の竹村健一さんがおられます。
竹村さんといえば、もう700冊近い本を出版し、
フジテレビの番組「報道2001」のご意見番として
日曜の朝になると顔を見せますので、
みなさんの中にもファンが多いと思います。

竹村さんは、僕が付き合い始めた、
40年ほど前から「テレビ万能時代」を予見し、
自らがテレビ・キャスターとして活動し始めていたのですが、
マクルーハンやトフラーなどの
欧米の人脈を通じての情報収集が早く、
「未来先取り」の評論家としてならしたものです。

僕が編集長の頃は、
日本も経済成長の真っ只中でしたから、
先進欧米の情報がビジネスに役立った時代でした。
というわけで、竹村さんには、
「モーレツからビューティフルへ」とか
「ニューパラダイム」「アメ二ティ」とか、
次の時代を先取りする、
ビジネススタイル、ライフスタイルを
いち早く提唱していただいて、
多くの読者にアピールしたものでした。

先日、その竹村さんの事務所から電話がありました。
これまた竹村さんの長寿番組である、
文化放送のラジオ番組、
「世相ホットライン ハイ 竹村健一です」の
対談ゲストに出ないか?というのです。
一度目は、僕がちょうど中国・パキスタンに旅行中で、
スケジュール調整がつかなかったのですが、
こんどはうまくいって収録。
10月10日(日)の午前7時から放送されることになりました。

「テーマはガン克服の話ですか?」というと
「いや、ガンはまた次にしよう。
君、最近は中国株投資のカリスマだなんて、
夕刊紙や週刊誌に書かれているようだから、
一度、中国株の話してしてくれんかね」と
竹村さんがいうわけです。


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