元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第790回
寒くなったら『ガン再発』に要注意

10月を過ぎると、
寒暖の差が広がり、
誰でもが体調を崩すものです。
とくに、この夏を上手に乗り切ってきた
ガンの患者さんは、体を冷やさないように注意してください。
僕の長年の体験からいっても、
いくら検査を繰り返したり、
また、免疫力を高めるために、
健康食品やビタミン、ミネラルをとっていても、
それで良いというものではありません。

ガンはしぶとい病気ですから、
食事や呼吸法の生活習慣をきちんとすることは
もちろんですが、
この季節の変わり目には、
薄着や冷暖房には気をつけましょう。
「体を冷やさない」
とくに「患部を冷やさない」ことが大切です。

ガンは高温を嫌い、冷えを喜びますから、
夜寝る前に、風呂で体を温めたり、
寒い日は携帯カイロも、
湯たんぽも臆せずに使いましょう。
「ビワの葉温灸器」などで、
冷えた患部を温めて、
血行をよくしておくことが、
この晩秋から厳冬を乗り切るヒケツです。

先週も、ここ4年、頚部ガンを
切らずに上手く乗り切ってきた患者さんが,
首のリンパが腫れて再発・転移したのではないかと
心配して来ました。
病院で抗ガン剤治療をはじめ、
一方で、健康食品や漢方薬で
免疫力を高める努力をしているようですが、
ぼくはまず、体や患部を温めることをススメました。
季節の変わり目に
薄着をしたり、
冷暖房の中を出たり入ったり、
また深夜残業や、
夜更けまで盛り場で酒宴に付き合ったりしていると、
健常者でも、体を冷やして風邪を引いたり、
ストレスを溜め込んだりして、
体調を崩します。

まして、ガンの患者が風邪でもこじらせれば、
免疫力を失って、
ガン細胞が活発になることは間違いありません。
これから寒くなります。
くれぐれも、体を温かくして
お過ごしになることをお忘れなく。


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2004年10月25日(月)

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