元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第793回
また中国株セミナーで講演してきました

前回、評論家の竹村健一さんと、
いまをときめくIT長者で、
ライブドア社の社長である堀江貴文さんの対談集
「世界一の金持ちになってみろ」(太陽企画出版)
という本を紹介しました。

とくにライブドア社の株を次々と株式分割して、
「1000円、2000円で誰でもが株主になってもらう」
いや「株主という古い発想ではなくサポータになってもらう」――
という堀江さんのインターネット型の
経営者発想に僕は共鳴したのですが、
先週、10月24日(日)に、
東京の国際フォーラムの「中国株セミナー」
(日本事業通信網・主催)の講師を依頼されていましたので、
早速、話の冒頭に、この話も紹介させてもらいました。

その日の演題は、
「2004年11月〜2005年3月の中国株の攻め方」で、
来春の中国株の決算期までに、
どう銘柄組み換えをしていくべきか?
どう買い増し、安値買いを狙っていくべきか?
というものでしたので、
僕なりの銘柄選別・中長期戦略の
3つの原則を披瀝しておきました。

(1)これからの銘柄選別は好業績、現金配当、
  そして無償増資(株式分割)を繰り返している
  インフラ銘柄に絞れ!
(2)中国株はますます政策主導市場と化していくから、
  金融システム関連銘柄から目を離すな!
(3)狙うなら、香港H株、深センB株に絞れ!

具体的には、拙著でもなんども紹介していますが、
「僕の持論=三段ロケット式投資法」による、
国際コンテナや万科企業などのインフラ有力銘柄を狙え、
さらに上場を目指す、
中国銀行、民生銀行などの4大国営銀行の動向と、
すでに上場済みの中国銀行香港や工銀亜州などの
銀行株から目を離すなという話なのです。

この話の中で、ライブドア社長の
堀江貴文さんの「インターネット即=金融」という経営者発想を
紹介させてもらったわけです。

中国株とても”然り”なのですね。
「これからはインターネット即=金融システムの時代を迎える」
「株式分割をどんどんやる積極的な企業と経営者から目を離すな」
ここが、やはり中国株の飛躍銘柄をしっかり掴むポイント
となると僕は思っております。

3番目の原則については、
「風水学と中国経済力学」と関連のある話なのですが、
たまたま、先週、僕が「江南風水」の源流である
中国安徽省の取材から帰ってきたばかりなので、
ぜひ話に加えて欲しいと主催者から頼まれていました。
しかし、「中国風水で株を占う」と短絡的に誤解されてはまずいので、
最後にちょっと触れて余興とさせてもらいました。
この風水学取材旅行の顛末については、
このコラムで次回あたりに書かせて貰おうと思っています。

ともあれ、
このコラムでも前に紹介しましたが
拙著「中国株 絶対銘柄を狙う!」で取り上げた、
国際コンテナや中国銀行・香港など10数銘柄は、
9月15日の発売日と同時に、
すべて15%〜50%の値上がりを見せました。
前回の(9月)セミナーに出席して、
僕の中長期戦略に共鳴した何人かのみなさんから、
お礼を言われましたが、
別に僕が何をしたというのではなく、
市場の変化に乗じて
「先発制人」を実践したからこそ得た賜物だと思います。
あなたの場合はどうでしたでしょうか?


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2004年10月28日(木)

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