元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第808回
評判の「日高見料理」

ホテルの料理に、
もっとヘルシーなメニューを入れられないのか?
まえにこのコラムでこんな提案をしたことがありました。
観光地のホテルのメニューといえば、
山に行っても、海に行っても、どこへ行っても、
「海老・カニ、牛肉しゃぶしゃぶ、てんぷら」が定番で、
その栄養バランスを崩した、
ひどい組み合わせに辟易としている人が
とても多いと思うからです。

そのとき、ひとつのケーススタディとして紹介したのが、
スローヘルス研究会・岩手南支部として、
自然食品店【マグノリア】
http://www.magnolia.jp/を拠点に、
健康イベントを企画している鈴木博子さんの
「ホテル料理・改造計画」というもので、
鈴木さんは
身土不二、地のもの、旬のものを素材にした、
「家庭料理」を「日高見(ひだかみ)料理」と命名して
近郊の大船渡プラザホテルに提案したのです。

さて「日高見」とは何かといいますと、
鈴木さんが住んでいる岩手県南部・
北上川流域の東山町や水沢市(みずさわ)・
江刺市(えさし)・胆沢町(いさわ)といったあたりは、
かって、蝦夷(えみし)の王「アテルイ」と
坂上田村麻呂の物語で始まる、
大和朝廷に屈しなかった日高見国と呼ばれた
ユートピアがあったところです。

また、「ひとめぼれ」「ササニシキ」などの米、
ピーマン・リンゴといった野菜、果樹が豊富なところですから、
これを生かした旬の献立を調理した、
いわばヘルシー家庭料理を考えたわけです。
大船渡は、岩手のリアス式海岸に面した町ですから、
これに新鮮な魚介類をアレンジしましたから、
まさに山海の自然の珍味を
ホテルのレストランで味わえることになり、
このメニューが宿泊客の人気になり始めたようです。

鈴木博子さんは
拙著「ガンは食べて治す」の共著者ですが、
マクロビオティックの料理研究家であり、
食生活アドバイザーの資格もとって、
いまスローヘルスな食生活改善運動にも力をいれているのです。


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2004年11月12日(金)

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