元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第916回
冷え予防と「絹の効用」

春が近づいたとはいえ、
まだまだ寒い日が続きます。
いつも書いておりますように、
ガン患者には、この寒さと冷えが禁物です。
冷えるときは足湯をしたり、
ビワの葉温灸をしたり、
みなさん、いろいろ工夫しているわけですが、
日常のライフスタイルで簡単な工夫も出来ます。

僕たち夫婦はよく中国に旅しますが、
そのときに必ず買ってくる土産物のひとつがあります。
シルク(絹)のパジャマです。
ご存知の方も多いでしょうが、
冬は暖かく夏は涼しい、
綿製品などに比べて保湿性が高いものです。
着ていても肌がすべすべした感じがして、
疲れた体と心を癒してくれる一品です。

冬暖かく夏涼しいというと、
一見矛盾しているように聞こえますが、
これはシルクにしか出来ない特長でしょう。
シルクのパジャマには、
夏に素肌に直接着用すると
汗を吸収しない分を外部へ発汗してしまい、
涼しく感じる効果もあります。

日本でも、
シルクの靴下、枕カバー、
タオル、ショーツなども人気になっていますが、
ちょっとしたパジャマは2万円もする高価なものです。
しかし、中国のお土産店や市場の露店などには、
山のように安い絹のパジャマが売られています。
値切れば、
1000円ほどで買えますので、
自分たちが使うだけでなく、
友人たちのお土産にも買って喜ばれています。

しかし、シルクは化学繊維のものと違って、
長もちしにくい欠点があります。
タンパク質で出来ているので、
摩擦に弱く、劣化しやすい。
洗濯も水洗いしなければなりませんので、
好きな柄や色を選んで、
何着も買ってきて、
まさに冬暖かく、夏涼しい寝巻きとして
愛用しているわけです。
寝るときの気分転換にもなります。

もし、中国に旅することがあれば、
安いお土産として、また、
冷えに役立つ商品としておすすめします。


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2005年2月28日(月)

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