元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1010回
ガン予防「8つの危険度テスト」

先日、NHKテレビの「生活ほっとモーニング」
という番組を見ていたら、
「健康スペシャル 〜食べ物・生活習慣で防ぐがん〜」
という特集をやっておりました。

食事とガンのかかわりについての解説には、
国立がんセンター予防研究部長・
津金 昌一郎さんが登場。
最近の日本人のガン傾向は、
「胃ガンは減っているが、
 結腸ガン、前立腺ガン、乳ガン
 といったが欧米に多いガンが増えている。
 肺ガンの死亡率は男性では第1位。
 戦後の食習慣が変わってきて、
 ガンのパターンが変わってきている」と
警告しておりました。

そのデータ分析は、
僕もこのコラムで、まえに取り上げた
2003年、WHO(世界保健機関)の
「食生活、栄養と慢性疾患の予防」という
報告書を元にしたもので、
そう変わり映えのしないものですが、
ガンというと、すぐ、
最新の抗ガン剤や手術法ばかりが持て囃されますが、
生活改善や体質改善が大切だという番組も
かなり増えてきたのは、
やはり、長寿時代となって、
出来ることなら、元気で長生き、快適に
という考え方をもつ中高年が増えているからでしょう。

分かりやすい「食生活習慣危険度テスト」を
提案していましたので、
ありきたりのように見えるかも知れませんが、
あなたもガン予防のためにも試してみたらよいと思います。

Q1・食べるものが偏り勝ち
Q2・野菜や果物をほとんど食べない
Q3・塩辛いものが好き
Q4・熱いものがすき
Q5・アルコールを毎日、2合以上飲む
Q6・運動はあまりしない
Q7・やせすぎ、またはちょっと太りすぎ
Q8・タバコを吸う

ハイ=1点 イイエ=0点、
タバコの喫煙者だけは
ハイ=3点と得点が高いテストですが、
ハイと答えた合計点の評価は
以下のようになっていました。

3点以下・・・青信号 いまの生活習慣を維持
4〜7点・・・ 黄信号 生活習慣を改めることが必要
8点以上・・・赤信号 すぐに生活習慣を大幅改善

やはり、タバコのヘビースモークと、
大酒飲みが生活習慣改善の大きなポイントなのですね。


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2005年6月2日(木)

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