元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1026回
辰年生まれは上昇運

前に、70歳を迎えて、
ますます元気な内田勝さんの「古希のパーティ」と
「奇なる長寿法」の話を書きましたが
そのときに面白い趣向がありまして、
出席する人は全員「生まれ年」を
記入するようになっておりました。
僕は辰年ですから、そう記入しておいたら、
なんと、帰りのお土産に
「辰歳生まれの占い」本が入っていたのです。

占い本というといかがわしいと
嫌う人もいるでしょうが、
これも気分を高揚させる
一つの「長寿の知恵」というのが、
奇なる人=内田さんの発想なのかも知れません。
さて、この本は
「辰歳生まれは、秘密の深い人―
 龍神サマが支えてくれる二〇一二年までの上昇運だ!」

というものですから、
ついつい、辰年生まれの人は読んでみたくなります。
ま、僕の研究対象としている、
「風水学」でも、
古来、龍は「絶大強靭な能力を持つ霊獣」とされています。
生気を取り入れ、心身環境を高める、
東洋的な「環境調和学」の
パワー・シンボルとされていますから、
この本に興味を持ったことはいうまでもありません。

辰年生まれの大きなパワーの源泉は
「龍神信仰」であり、
成功列伝のトップに並ぶ、
松下幸之助や堤幸次郎が飛躍的な成功を遂げたのは
「龍神信仰」のおかげだ・・・
といった辰や龍にちなむ薀蓄話が
たっぷり詰まっていますから、
「辰歳生まれ」の人は読んでみると
予想外に勇気が出るかも知れません。

ちなみに、この出版社からは、
それぞれの生まれ年別に、
シリーズになっているようです。

「午歳生まれは、強運すぎる人―
 ヒノエウマが理想の女性だとウシは言った」

「申歳生まれは、天運に愛された人―
 人生の四季をたっぷり楽しんでくださいね」

「戌歳生まれは、お金に困らない人―
 こうと決めたら迷わないのがよいところ」
などなど。

なるほどね。
いまのような先行き不透明な時代には、
こうした本も、
パーティのお土産に使えるものなのだなあと、
出版社の編集意図や、
内田さんの奇なる「長寿の発想」に、
思わず、ほくそ笑んでしまったわけです。


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2005年6月18日(土)

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