元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1054回
「天仙・患者友の会」に招かれて

いま日本の全国にさまざまな
ガン患者の会が作られて、
情報の交換がさかんに行われるようになりましたが、
7月のはじめに
漢方複合薬の天仙液を使用している患者さんの
「天仙・患者友の会」(代表・久禮文博さん)が発足し
そこに招かれました。

まだまだ、日本では
漢方薬のような代替療法を使っている
ガン患者を、大学病院では
「成分に立証性がない」といって
認めない風潮が強いわけですが、
患者会の中には、
漢方や呼吸法、食事療法などでガンを治すとは
「いかがわしい」といって、
入会を拒否する団体も多いそうです。

このコラムを読んでいる方ならご存知のように、
僕は、西洋医学だけでなく、
中国医学や代替療法を組み合わせる
いわゆる「中西医結合医療」「統合医療」や
「ホリスティック医学」の立場をとりますし、
実際、手術は拒否しましたが、
抗ガン剤+放射線+天仙液+SOD様食品という
“合わせワザ“で、
この7年延命、いや健存を維持してきましたから、
アタマから「食事療法で直るわけがない」
「漢方はいかがわしい」と決め付ける考え方には
賛成できません。

ともあれ、僕が天仙液の継続愛用者であること、
さらに、最近「天仙液 ガン治療革命」という
単行本を出版して、
中国医学と西洋医学の「いいところ取り」をして、
自分の自然治癒力のエネルギーを高めるべきだと
提唱してきたものですから、
この会の患者さんたちが
興味を持ったに違いありません。

ちなみに、多くの医師のみなさんも、
ガンの最新治療については研究しているのでしょうが、
いまの臓器分解医学が中心のガン治療では、
患者の体全体のバランスや心の作用といったことは
診ることが出来ないわけで、
ここが、ガン治療のジレンマとなっているわけです。

中国の諺に
「久病良医」(きゅうびょうりょうい)
という言葉があります。
これは「長く患った患者こそ最良の医師だ」
といった意味です。
まさに、ガンのような複雑な生活習慣病は、
医師の診断を受けることも大事ですが、
一方で、体験者でなければ分からないことを
患者同士で話し合い、
その情報交換を元に、
自らの闘病設計に応用することが
より大事だと僕は思っています。
ですから、その日の「天仙・患者友の会」に
僕も楽しみに出かけたわけです。


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2005年7月16日(土)

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