元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1100回
邱永漢さんの威光

8月7日、
台北の世貿中心ビルの国際会議室で、
「統合医療と抗老抗癌」国際セミナーが催され、
拙著「天仙液 ガン治療革命」が、
中文版(中国語版)「癌治療革命」として
発刊された話の続きです

こんどの拙著中文版「癌症治療革命」の
発刊については、
この本の出版の実現に努力してくれた、
香港国際癌病康復協会の盧繼徽会長が
詳しく紹介してくれました。
とくに、著者の紹介として、
僕が台湾では超有名人である
邱永漢さんと長年の付き合いがある――、
という交遊録から話を説き起こしてくれたので、
多くの患者さんや医師のみなさんが
近親感を抱いてくれたのは有難いことでした。

HiQの読者ならご存知のように、
邱さんといえば、若き日に、
台湾独立運動に身を投入し、
その波乱万丈の人生を乗り越えて、
“台湾の松下幸之助”と呼ばれるほどの
実業家として大成功したことは、
津々浦々まで知られているわけですね。

この香港国際癌病康復協会の盧繼徽会長にしても、
数年前に邱さんが台湾で発行している
『財訊』という経済雑誌に
人物紹介されたことがあって、
「非常に光栄だった」という
エピソードも話しておられました。

ちなみに、当日の国際セミナーには、
台湾の立法院や行政院からも
名士が来られて、
来賓の挨拶をされましたが、
ある国会議員も
「天仙液という複合薬も、
 邱永漢さんも本で奨めているようだから、
 僕も信頼して飲んでいますよ」と、
(注・「驚異の漢方 天仙液」邱永漢著 グラフ社)
ジョークを交えて挨拶されており、
改めて、邱さんのパワーを再認したわけです。

僕にしても、
このコラムの第1回に書きましたように
邱永漢さんの「もしもしQさんQさんよ」の
「インターネットでガン治療の手がかり」
というエッセイの中で、紹介されたのが奇縁で、
多くのガン患者のみなさんとネットワークが開けたわけです。
今回の中文版「癌症治療革命」の発刊にしても、
邱さんの威光といいますか、
大切な縁に恵まれた賜物だと、
大いに感謝したことになります。

改めて繰り返しますが、
以下が、拙著で書き下ろした僕の闘病持論です。
ガンに克つには
「SimpleType(単純形式)ではなく、
 ComplexType(複雑形式)のガン治療に克つ」
西洋医学と中国医学、代替療法の長所を組み合わせる――、
この新しい「ガン治療革命」の治療法、
つまり「ガン統合医療」がこれからの世界の趨勢になる――

ぜひとも世界のガンの患者さんたちが、
「賢い患者学」を自らのモノにして、
上手に延命してほしいと願っているわけです。


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2005年8月31日(水)

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