元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1103回
エネルギーを高める「5つの条件」

帯津良一医師の新著
「いい場を創ろう」話の続きです

この本のなかで、
とくに、ガンのような複雑な病気は、
ただ臓器を切ったり、
化学薬を投与するだけでなく、
「生命場」という、
人間や環境の全体の関係を考えて治療し、
養生して行くことが大切だと、
帯津医師は説いているわけですが、
では、患者は実際にどうすれば、
「生命場の高い、いい場」に
身を置くことができるのでしょうか?

この本では、以下のように、
いい場を創り、エネルギーを高める
「5つの条件」を挙げています。

1.いい食事をしよう。
  食事は、まずおいしくなければいけません。(略)
  うまさを除外して食材だけを吟味して、
  玄米だ、無塩だといっても
  それでは寂しすぎます。(略)
  添加物など、余計なものが入らないほうがいいのは
  いうまでもありません。(略)
  まずは、自分なりの食事理念を持つこと。
  そして、おいしいこと。
  そのうえで大地のエネルギーを
  たっぷり吸った食材を選ぶ。
  それを心がけることです。

2.行法を身につけよう。
  2番目は気功などの行法です。(略)
  呼吸法でもいい、太極拳でもいい、
  座禅でもいいでしょう。
  それを一生続けていけば、
  「いのち」のポテンシャル(能力)が
  高まってきます。(略)
  調息に関しては吐くことが大事だといいましたが、
  吸う息を大事にするのは欲張りの思想で、
  西洋の「何でも取り込もう」という考え方です。(略)
  とにかく、型より息。
  そして、吐く息を意識しながら虚空を感じること。
  これが気功の要諦です。

3.こころを循環させる。
  次は「こころの循環」。
  人間はかなしいものであるというところから出発して、
  希望を抱き、
  その希望が達成されたら「こころ」をときめかせる。
  こころがときめいたら、
  気持ちが明るく前向きになります。
  だからといって有頂天になってはいけません。
  ふたたび、人間はかなしいものである
  という出発点に帰ることです。
  こんなふうに
  「こころ」の循環をまわしていける人こそ、
  エネルギーを高めることができるのです。


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2005年9月3日(土)

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