元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1111回
反魂丹って何?

昔ながらの伝統を守る
「富山の薬売り」のお店を観光した
話の続きです

薬種商の館「金岡邸」のほかに、
もう一軒、
池田安兵衛商店というお店も、
原田清美さんに案内してもらいました。

ところで、僕の家でも、
いまだに家庭常備薬として
「富山の薬売り」がやってきますが、
その富山の薬の元祖といえば、
「反魂丹」(はんごんたん)というおなかの薬です。

富山二代藩主の
前田正甫(まえだまさとし)が
備前(今の岡山県)の医師を富山に招き、
この「反魂丹」を調剤してもらったそうです。
そして、正甫は
元禄3年(1690)江戸城に来ていたとき
腹痛を起こしたある大名を、
反魂丹でピタリとなおして有名になり、
反魂丹は全国の大名から
引く手あまたになったというのです。

ちなみに、「反魂丹」とは
「身体に魂を呼び戻す妙薬」ということから
命名されたといいますが、
この池田安兵衛商店でも
伝統の和漢薬をいろいろ売っていますが
僕も、記念に、
「反魂丹」を一袋買い求めました。

このお店は、富山を舞台とした、
映画「釣りバカ日誌」の
第13話にも登場したそうですが、
二十数種の自家製和漢薬や、
二百数種類以上の薬草から、
客のそれぞれの症状に合った薬を、
薬剤師がカウンセリングし、
調合してくれるシステムになっています。

さて、越中反魂丹本舗には、
もうひとつ見逃せない特色があります。
お店の2階には、
かつての製薬工場を改造して作ったという、
雰囲気のよい健康薬膳レストラン「薬都」があり、
洋楽を聴きながら、
美味しい薬膳料理が
楽しめるようになっていたのです。


←前回記事へ

2005年9月11日(日)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ