元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1138回
スローヘルスな医師と病院を紹介

10月3日から「東京スポーツ」という
夕刊紙ではじめた
僕の日刊連載コラムの話の続きです
題して、
「スローヘルス最前線報告−ゆったり治療で生き残れ」
というタイトルです。
面白くて為になりますから、
ついでがあればぜひ読んでみてください。
ただし、毎週、月曜日〜金曜日の連載です。

一昨日掲載した、
《第4回
 患者で満員の“ゆったり病院”・・・
 「癒しの仏様」「茶髪診療所」》
の連載記事を読みそこなった人のために
少しさわりを紹介します。

          *

第4回
患者で満員の“ゆったり病院”・・・
「癒しの仏様」「茶髪診療所」

人間味溢れる、ゆったり治療といえば、
昔、赤ひげこと、新出去定や華岡青洲といった
医師が有名で、
山本周五郎や有吉佐和子の小説で
読んだ人もいるでしょう。
でも、いまは少なくなりました。
そのせいでしょうか、
最新の新薬に執着する一方で、
スローヘルスな医師たちの
昔懐かしい診察に患者が
列をなしているのも事実です。
ゆったり治療の病院の元祖といえば、
なんといっても、
筆者の主治医の帯津良一医師でしょう。
信じられないかも知れませんが、
そのニコヤカな顔を見るだけで
症状が和らぐという患者さんが多いのです。

外科医でありながら、
来世の話や宇宙と人間のエネルギー
といった物理学の話もしてくれますから、
診察そのものが、
下手な坊さんより有り難いのです。
筆者など診察というより、
人生相談に伺って、
元気を貰って帰ってくるような、
お付き合いをさせてもらっています。

いわば、昔「養生訓」という、
健康や処世の金言を書き残した
貝原益軒のような人でありますから、
「仏様みたい」「癒しの大明神だ」と
ジョークを飛ばす患者さんもいます。
無愛想なマニュアル医師が蔓延する時代に、
珍しいスローヘルスな医師なのです。

いま、川越の帯津三敬病院と、
東京・池袋のメトロポリタンホテルにある
帯津三敬塾クリニックを掛け持ちしていますが、
とにかく患者が列をなしています。
予約を入れても2〜3ヶ月待ち。

          *

新聞連載では、
スローヘルスな病院と医師をつぎつぎと
紹介していますが、
この話の続きはまた、明日、掲載します。


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2005年10月8日(土)

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