元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1137回
「スローヘルスの語源」とは?

10月3日から「東京スポーツ」という
夕刊紙ではじめた
「スローヘルス最前線報告−ゆったり治療で生き残れ」
という題名の
僕の日刊連載コラムの話の続きです

第1回目には、
「スローヘルスとは“ゆったり健康法”と思ってください」
というタイトルで、
分かりやすく解説しましたので、
前回に続いてその部分を抜粋します

          *

スローは「ゆったり」、
ヘルスは「健康」ですから
「ゆったり健康法」と思ってください。

さいわいなことに
「医師は体の修理工にあらず」とする、
人間の命全体をみる、いわゆる、
ホリスティック医学や統合医療を推進する
医師たちに診察を受ける機会を得まして、
さらに、何人かの医師たちが、
この患者会をサポートしてくれたことが、
大きな力となって、いま地道ですが、
全国にネットワークを広げています。

ちなみに、スローヘルスのヘルスとは、
本来、ホリスティック医学の語源である
「ホロス=全体のバランス」、
「ホーリー=聖なる」と言う意味に
つながっておりますから、
たんなる「体の健康」という意味だけではなく、
もう少し広く、
生老病死のあり方を含む
「バランスのよい、しなやかな命の営み」
という意味としても使っています。
とくに「人間の命は食によって作られる」
「食は自然大地ではぐくまれる」
という発想から、大自然との共生を土台にした
食事療法、呼吸法、伝統療法にはじまって、
さまざまな代替療法の組み合わせを
「ゆったり治療法」の
原点として提唱しています。

これから始まる連載コラムは、
患者、家族、そして医師、
さらに有機農園、自然食品関係者など、
スローヘルス研究会のメンバーたちが、
日々の“命の営み”の
しなやかな知恵として活用している、
まさに、ゆったり健康法=
スローヘルスの最前線情報を
精選して報告するものです。

          *

ガンに限らず、アレルギー、
心臓疾患、脳疾患、リウマチ、糖尿病
といった生活習慣難病の患者さん、
また不定愁訴や認知症、
さらに、将来の健康に不安を抱いている
家族のみなさんも、
ぜひ、この新聞連載の
切り抜きファイルして、
あなたの「ゆったり健康法」設計のために
応用してみてください。


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2005年10月7日(金)

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