元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1170回
「ガン在宅療法」のバイブル登場!

僕の主治医である、
帯津良一博士の編著・
「がんを治す 在宅療法大事典」(二見書房)という
新刊本が送られてきました。

この7年間、僕も実践してきた、
西洋医学に加えて、
漢方薬、呼吸法、食事療法といった
代替療法を組み合わせる、
ホリスティック医学。
その患者必携のバイブルといえば、
やはり、帯津医師の本、
「ガンを治す大事典」(二見書房)でしょうが、
こんどの新刊は、
その続編で500ページに及ぶ大著です。
こんどの本の特徴は何か?といいますと、
−退院後から始まる本当の闘い−という内容です。

いま、日本では300万人にのぼるガン患者が、
再発と転移の不安を抱えて闘っています。
たしかに、退院すれば
「ガンは完治した」というものではありませんから、
この「がんを治す 在宅療法大事典」こそ、
まさに患者と家族が、
必携すべき「いのちのバイブル」といえましょう。

内容も、実践的で分かりやすいので助かります。
帯津博士が、これからのガン治療のあり方や
ホリスティック医学の重要性について述べるだけでなく、
帯津三敬病院帯津三敬塾クリニックで、
日夜、治療と癒しを実践している、
8人の医師、治療師、看護師を総動員して、
10年がかりで集大成したものだそうです。
目次を抜粋しておきましょう。

第1章 がん治療とホリスティック医学
第2章 退院後から始まるがんとの戦い
第3章 再発がんの在宅療法
第4章 食べられなくなったときの在宅療法

ここまでが、帯津良一医師による、
ホリスティック(全人間的)な
「ガン在宅療法」についての理論と解説ですが、
以下、食事、漢方薬、鍼灸、気功、心理療法、
SAT療法、ホメオパシー・・・
と各ジャンルに渡って、
患者と家族が、在宅で出来る、
注目の代替療法のしくみを、
帯津病院のベテラン・スタッフが
分かりやすく解説しているわけです。

第5章 「食事」から始まる在宅療法 幕内秀夫
第6章 漢方薬による在宅療法 滝原章宏
第7章 家庭でできる「はり灸」 鵜沼宏樹
第8章 生命場を整える「気功」 鵜沼宏樹
第9章 家族と共に行う「心理療法」 菅原はるみ
本宮ひとみ
小野京子
第10章 がん抑制遺伝子を働かせるSAT療法 宗像恒次
第11章 「ホメオパシー」と在宅療法 帯津良一
第12章 がんとつきあっていくために 山田幸子

再発を防ぐための養生法、
そして、再発したときの最良の対処法――、
家にいながらにして出来る、
心身に優しいホリスティックな「在宅療法」の
知恵と実践法が詳しく網羅されていますので、
一家に一冊、座右の書として備えることを
おすすめします。


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2005年11月9日(水)

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