元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1171回
退院後から始まるガンの闘い

「ガン在宅療法」のバイブル登場!
ホリスティック医学の権威、
帯津良一博士の編著による
「がんを治す 在宅療法大事典」(二見書房)という
新刊本の話の続きです

この本は、帯津医師の名著
「ガンを治す大事典」の姉妹編として
新たに刊行されたわけですが、
前著同様に、編集を担当したのは、
スローヘルス研究会の常連メンバーであり、
この業界では、ガン治療本編集の第一人者である
(株)企画者104の横田誠さんです。

横田さんは【表紙カバーのそで】に
分かりやすく、以下のようにまとめています。

          *

【再発克服のカギは「退院後」にある】
手術をして退院しても、
それはひとまずの治療が終了しただけで、
完治したのではありません。
がんの部位によっても異なりますが、
一般的には5年再発しなければ
完治したと見なされますが、
その5年という長い「中間期」こそが、
実に重要な時期なのです。

このときを、患者さん自身が自覚をもって、
再発しないための努力をすることが
がん治療には絶対に欠かせません。

ところが、多くの一般的な患者さんは、
手術がひとまず成功して退院すると、
食事や生活習慣など、
また以前と同じような生活に
戻ることが少なくありません。
意識をもって、
がんを生み出した以前の生活を変えよう、
体質を変えようという気構えで
日々過ごす人は、あまり多くありません。

つまり手術が成功し、
退院したから「がんは治った」と
判断しているわけです。
完治を勝ち取るための本当の戦いは、
退院後から始まります。
その舞台は家庭なのです。
そしてその大きな武器となるのが、
ホリスティック医学なのです。

          *

ガンの完治、ガンの延命を
勝ち取るための本当の闘いは
「退院後から始まる」というわけです。
再発を防ぐための各種の代替療法・養生法や、
再発したときの最良の対処法を
余すところなく網羅した
「ガン在宅療法」の画期的な本です。

大病院に見放された患者さんや、
心配を抱えるご家族にも、
希望と勇気を与えてくれる――、
しなやかにゆったりと「いのちを掴む」知恵が授かる――、
まさに、スローヘルスな
ガン治療のバイブルだと思います。
ぜひ、読んで、
自分に合った養生法の組み合わせを
工夫してください。


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2005年11月10日(木)

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