元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1286回
「食べるより出す」の知恵

2月26日(日)に東京の科学技術館で開かれた、
「第16回、マクロビオティック医学シンポジウム」。
「マクロビオティックでデトックス(解毒)
 毒素を排泄して身体の内側から
 美しくなる食事法と生活」
というテーマで講演をされた、
島村トータル・ケア・クリニックの
保健婦の松下由美さんの話の続きです。

ちなみに、松下さんが所属する
島村トータルケアクリニック(http://www.stcc.jp/)は、
院長の島村善行さんが、
予防医学から終末期医療まで、
全人的医療の実践に力をいれている病院で、
通常医療のほかにユニークな施設や相談サービスが揃っています。

季刊「いのちの手帖」で連載する、
穀物菜館館長の管理栄養士・野口 節子さんは、
食箋指導からの献立・調理法まで、
病気の予防・治療・再発防止のための
栄養食事指導(食養生)相談を行っています。

もちろん、松下さんも、「ほほえみ健康相談室」を開設。
「病(やまい)を重症化させると、
 回復までに長い時間と大きな費用と苦痛がかかります。
 日ごろの食事のとり方や生活習慣を
 少し改善するだけで薬からも開放され、
 真の自己治癒力を高めることができます」
と病院の玄関ホールで、
熱心に健康相談や生活習慣病指導にのっておられるようです。

さて、当日の医学シンポジウムで、
松下さんが健康相談や生活習慣病指導ですすめている
「マクロビオティックをより効果的にすすめるための食材」を
あげていましたので、紹介しておきましょう。

1・キャベツ、タマネギ、ニンジン、かぼちゃによる
  四種類の甘い野菜スープ 
2・三年番茶 
3・ごま塩 
4・梅干 
5・小豆かぼちゃ 
6・焙煎した玄米の粉・・・といったものですが、
とくに「4種類の甘い野菜スープ」は
脂が落ちるとお奨めでした。
「毒素が取れて、脂が落ちて、心が和やかになる」
マクロビオティック玄米菜食法こそ究極の食事だと
強調されておりました。
詳しく知りたい人、相談したい人は
島村トータルケアクリニックに問い合わせてみてください。

ちなみに、
このマクロビオティック医学シンポジウムの推進団体である
日本CI協会(http://www.ci-kyokai.jp/)
また、オーサワジャパンの共通テーマが
「食によるデトックス(解毒)」ということで、
当日は、講演の合間には、
さまざまな健康食品業者から
いろいろな新製品が紹介されていました。
腸内のデトックス(解毒)で評判の
乳酸菌生成エキス「ラクティス」(http://www.chitsu.co.jp)
そのひとつでした。
この飲料食品については、
「おならが臭わなくなる」と
まえに紹介したことがあります。
「毒素を排泄してからだの内側から綺麗にする」方法は
いろいろな分野から研究開発が注目を集めているわけです。

まえに、このコラムで紹介した
ブラックジンガーやりブレフラワーといった
玄米全粒粉(http://www.cigario.co.jp/)
そうした製品のひとつでしょう。
難病の治療や予防といっても、
高い薬にすがるだけが方法ではありません。
いかに、日ごろの食事に「食べるより出す」の知恵を取り入れるか?
ここにかかっていると僕はガン克服の体験上、思っているわけです。


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2006年3月5日(日)

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