元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1350回
スローヘルスは「創延命」患者学

この6月16日〜18日、日本で始めて開かれる
「アンチエイジング国際シンポジウム&エキスポ東京2006」
(AISET2006)の話の続きです。
その期間中の6月17日(土)の午後、
参加費無料の分科会=市民講座が開催され、
そのひとつに、
僕たちスローヘルス研究会のメンバーによるセミナー、
「ガン患者のアンチエイジング〜
ゆったり長生き! スローヘルス(創延命)患者学のすすめ」――
が決定しました。
開催日は6月17日(土)です。

●場所=ホテル・グランパシフィック・メリディアン(東京・台場)
●日時2006年6月17日(土)午後1時〜5時

基調講演には、ガン専門相談所-=
キャンサーフリートピアの代表医師・三好立先生と、
翻訳家で元東大講師の藤野邦夫さんにお願いしてあります。
さらに、第2部で、スローヘルス研究会のメンバーである、
生還患者さん5人による体験的パネルディスカッションがあります
以下のメンバーが登壇する予定です。

・多重ガン克服の黒川宣之さん(前「週刊金曜日」発行人)

・乳ガンを公表した宮崎ますみさん(女優)、

・肺ガンから脳転移して14年の小澤恵子さん(元「ブリティッシュカウンシル」室長)

・前立腺ガンを最新療法・ブラキセラピーで治した
藤野邦夫さん(翻訳家)

おそらく、日本で始めての
「患者と家族のために開かれる
ガンの体験的患者学セミナー」となるはずです。
司会進行は、食道ガン克服8年の僕が担当します。
ぜひ、参加して、
「患者のための延命療法」の知恵を掴んでください。

くわしい内容は、改めてお知らせしますが、
参加希望の方は以下,専用URL※1で予約登録してください。

            *

というわけで、アンチエイジング医学は
抗老化医学という意味合いで、
この長寿時代に脚光を浴びていますが、
ガンも、「不死の病」といわれたり、
闇雲に臓器を削りとる「荒治療」といった
古いイメージを脱して、
いま「抗老化」いや「延老化」の新しいガン治療法、
養生法の数々が注目されているわけです。

僕たちが提唱する「スローヘルス患者学」は、
「ゆったり長生きの処世法」という意味合いで、
まさに抗老化、いや延老化を目指しておりますが、
究極の目的は、患者自身が悔いなき治療を掴み、
納得した人生を創造するための、
「創延命」の患者学なのです。
というわけで、6月17日の
「ガン患者とアンチエイジング」という市民講座では
「スローヘルス=創造的延命」の患者学セミナーとして、
基調講演とパネルディスカッションを
4時間に渡って開催します。

よく「ガン治療・医学シンポジウム」といいますと、
治療法や製薬のこまごまとした
エビデンス(立証性)のみが重視され、
いわゆるマウスの「動物実験」などによる新薬の紹介
に終始するものが常ですが、
当日は、1年、3年、5年、10年、15年と、
身を持って、危機を克服してきた患者のみなさんによる、
「貴重な人生体験」の知恵の数々が披瀝されます。
基調講演をされる三好立先生も、
人間本位治療(HBM)を目指して患者代理人業ともいえる
ガン専門相談所を担当されている、とてもスローヘルスな医師で
まさに、当日は創造的人間学の市民講座でありたいと考えています
ぜひ、みなさんとともに「ゆったり、いきいき」とした
長寿時代の患者学の知恵について考えていきたいと思っています。

※1  http://www.aiset2006.jp/


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2006年5月8日(月)

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