元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1368回
大反響!「帯津良一VS王振国」対談

「希望こそ良薬! あきらめは毒薬!」という、
ガン克服の秘訣についての話の続きです。

ちょうど、いま発売中の
季刊「いのちの手帖」の巻末大特集・30ページで
ホリスティック医学の権威・帯津良一医師と、
中国漢方の第一人者である王振国医師による
「もうひとつある ガンの治し方革命」という
6時間の対談で、西洋医学の限界と
その解決法についての提案がたくさん語られていますので、
まだ読んでいない方のために、まずは、

「まえがき」から抜粋再録したいと思います。

               *

●病院は患者本位の「いのちの場」を提供しているか?
患者が納得できる「治療の場」が得られるか?
患者が悔いのない人生を掴むための「治療の場」が得られるか?
そこで、もっとも人間らしい医学として、注目を集めているのが、
人間の心身の全体を見る「中国医学」と、
臓器や細胞の細部を診る「西洋医学」の両者の統合を図る、
「中西医結合医学」という考え方です。
それも、ただ西洋医学と代替療法、
西洋医学と中国医学を「足し算」しただけの統合的な治療ではなく
より人間の心身全体を診る、人間の場の集まりを作る、
まったく新しい「ガン治療革命」=
医学発想が見直されてきたといっていいでしょう。
臓器だけでなく、心身の全体、さらに人と人、
人と環境という「いのちの場」の繋がりもトータルにみる、
新しい統合医学=ホリスティック医学に
ガン患者の期待が集まってきたと思います。

というわけで、
この「ガン治療革命」と呼ぶべき、
新しい医学発想では、理論的にも実践的にも、
もっともふさわしい二人の
先駆的な医師の共著として企画したものです。

ひとりは、外科医でありながら、
代替療法、中国医学、統合医学、
ホリスティック医学の最前線を、
孤軍奮闘で切り開いてきた帯津良一博士
(帯津三敬病院名誉院長)であり、
もう一人は、中国のナンバーワン医師で、
漢方複合薬・天仙液の開発者として
有名な王振国医師(長白山薬学研究所所長)です。

帯津博士は、これからのガン治療は、
「からだ、こころ、いのちの人間を丸ごと診る医学だ」
「患者と家族と医療関係者がいのちの場に集って、
エネルギーを高めることが大切だ」と説いております。
また、王振国医師は「1+1=2ではなく、
3にも4にもなる付加価値の高い医療を目指す」
と述べておられます。

お二人の理想とする「ガン治療革命」の道はひとつでしょう。
これまでの医学発想を超える「人間本来の医学」の実現です。
いかに患者が納得できる本来の治療を受けられるか?
――これに尽きます。
もちろん、すでに、ふたりは中西医結合を主軸とした、
ホリスティック医学の世界的権威として著名であるばかりでなく、
この4半世紀にわたって、
率先して「いのちの場」としての
「病院」の建設にまい進してきた先駆者でもあります。

ちなみに、画期的なことに、本書の対談は、
王振国医師が建設したユニークな病院、
中国・広東省の珠海腫瘍康復病医院に、
日本から帯津医師が訪問して実現しました。


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2006年5月26日(金)

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