元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1428回
ロハス&デトックス

「昼食は 妻がセレブで 俺セルフ」
の話の続きです。
いかに、世の男性比べて、
女性が健康美容、はたまた難病予防に腐心して、
「心身によい食事」「体から毒を出すか」を心しているかという
スローヘルスなライフスタイルの話の続きです。

世の男性とて、農薬、化学添加物や防腐剤まみれ、
の安飯悪食におぼれてると、
元気でいきいきと仕事が出来なくなるばかりか、
女性にももてません。
さらに、30代、40代で、
こうしたアンチ・スローヘルスな生活を続けていると、
40代50代で動脈硬化や糖尿病、
50代60代でガンや心筋梗塞で
倒れてしまう危険を秘めているからです。

というわけで、スローヘルス健康法については、
このコラムで何度も解説していますので、
いま女性の間に流行している、
ロハスとデトックスについて少し解説してきましょう。

ロハス※1(LOHAS)とは、
LifeStyle of health and sustainabilityの略。
「環境と人間の健康を大切に考え、
持続可能な社会を作るライフスタイル」といった意味です。
1998年、アメリカの社会学者ポール・レイらが
15万人を対象に実施した価値観調査から生まれた言葉だそうです。
アメリカでは約5000万人が
LOHAS族といわれています。

デトックス(detox)とは、
英語のdetox(解毒・排泄)からきています。
体内浄化を意味します。
腸などにたまった酸化物など、
体内の毒素を排泄して解毒するという
「美と健康」の改善法のことを指しています。

僕たちのようにガンの患者は、
こうした代謝機能を高める
「ロハス」「デトックス」は、
がん予防、再発予防の
体質改善や免疫力増加の健康改善法として
評価していますが、
いま、日本では「美」の改善法として
爆発的に人気を集めているわけで、
飽食過食に気づいた人たちの「ダイエット法」として、
いろいろな「ロハス・ダイエット法」
「デトックス・ダイエット法」が広まっているわけです。

セレブ・ロハシー・ダイエットなどといって
「アロマセラピー」「ヨガ」
「骨盤ストレッチ」「岩盤浴」のような
美容法が人気となり、以下のようなものが
盛んに女性雑誌やテレビのワイド番組で
喧伝されていることは
みなさんもご存知の通りです。

ちなみにダイエット法には以下のように
3パターンがあります。
(1)食べる量を抑えるカロリー抑制法。
(2)脂肪を燃焼させ、
エネルギー代謝を促がす消費カロリー促進法。
(3)便通を改善し、腸内から毒素を排泄するデトックス法。

そして、もっとも注目を集めているのが、三番目の
「食べたら出す」「よいものを食べて上手に出す」・・・
という「美しく若生き」のデトックス法というわけです。


※1 http://www.mindresort.net/archives/2005/06/


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2006年7月25日(火)

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