元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1442回
毎日、楽しみながら食養生

前に僕と、岩手の食生活アドバイザーの
鈴木美感子さん(ペンネーム 鈴木博子)の共著である
「ガンは食べて治す」(ぴいぷる社)という本を
紹介したことがあります、

この本、いい本ですが、出版社が倒産したため、
いまは絶版となり、
アマゾン通販などでも新古本として、
倍近いプレミア価格で扱われているもので
なかなか、みなさんの手に入りにくくなっていますので、
その一部を紹介させていただきます。

この本の中に「毎日楽しみながら出来る
「食養生法」のABC」という、
僕と鈴木さんのQ&A問答集があるからです。
コレを読めば、初心者でも、マクロビオティック玄米菜食法による、
病気予防、美容痩身の知恵となる
「デトックス」(毒だし体内浄化法)の基本理論やヒントがつかめますから、
以下、抜粋列記して参考に供したいと思います。

 *

●初心者が知りたい「食養生法」の基本の基本
「健康な体を維持したい」
「体脂肪を減らしたい」
「わが子のアレルギーを治したい」
「高血圧や糖尿病が治らないか」
「手術ではなくガンを治したい」・・・
食事療法を始めるきっかけはいろいろあります。

しかし、なんども書きましたが、
オデキを傷薬で治すように、
一発の処方薬でこうした生活習慣病に関わる
病気から逃れるというわけにはいきません。
自然と調和した食事療法が体によいに違いないと、
頭でわかっていても、
一年、 二年と毎日続けて養生に努めることは、
西洋風の肉食とファーストフードなどの
人工加工の食生活になれてしまった現代人には
なかなか難しい生活法なわけです。

街の本屋さんに行けば、それこそ、
栄養学や自然食の理論書や料理本が溢れかえって
「危ない食べもの」について警告を発しています。

ガンを抑える食品にしても、
やれ「ポリフェノールがよい」「葉酸やビタミンB12を摂ろう」、
それ、「野菜汁、海草、果物をたくさん摂ろう」と。
しかし、そういわれても、
どういったモノサシで日々の食生活を維持していくのか・・・
これがややこしくて、
つい思いつきの養生法に終わってしまうことが多いわけです。

というわけで、この講では僕のメール仲間で、
マクロビオティックという玄米菜食。食養生法を熱心に勉強し、
主婦として母として、
玄米食中心の家庭料理を工夫している
鈴木博子さんとの食養生の「モノサシ問答」を一挙掲載します。

鈴木さんはアレルギーのお子さんを何とか救おうとして、
岩手県の仲間と励ましあいながら、
マクロビオティック料理を研究してきました。
ですから「自然と人間の調和」という食理論だけでなく、
家庭の台所、乳幼児のベッドから
そのABCを教えてくれます。

 *

これが絶版になった拙著「ガンは食べて治す」で掲載した、
「毎日楽しみながら出来る「食養生法」のABC」という、
僕と鈴木さんのQ&A問答集の冒頭です。
では、明日から“ガンのおじさんと台所の主婦”の
食養生モノサシ問答を紹介します。


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2006年8月8日(火)

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