元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1454回
「いのちの手帖」第2号、来月発売!

僕たちの季刊誌「いのちの手帖」創刊号を読んでいただいた、
患者の方、家族の方たちから、
「そろそろ、『いのちの手帖』第2号が出来るのでは?
正式には、いつ発売ですか?」という問い合わせが来ております。

お陰さまで、創刊号は発売1ヶ月で
売り切れとなり、増刷もさせていただきました。
「いつも『いのちの手帖』をハンドバックに忍ばせて
お守りとして持って歩いています」
「希望こそ良薬です。心の建て直しがいかに大切か? 
こうした雑誌が少ないので続けて読ませていただきます」・・・、
多くの患者のみなさんから、
力強い一言を手紙やメールでいただきました。有難うございました。
編集部一同も、日々、“希望の小爆発”を起こしながら、
第2号に向けて、“いのちの絆”づくりに励んでいるわけです。

ちなみに、小誌は、一部の健康雑誌の記事や健康書のように、
患者や家族が喋ってプロのライターがリライトする・・・
いわゆる「語り書き」の原稿は掲載しません。
文章のプロはもちろん、患者と家族のみなさんが自らの手で書いた、
すべての原稿がウソ偽りのない「随筆」「手記」です。
なぜ、こうしたことに拘るかといいますと、
多くのマスメディアの闘病記を
丹念に見たり読んだりすればわかるように、
「語り書き」やリライトされた闘病記や治療記事は、
メディアサイドの構成意図によって、捻じ曲げられる傾向が強く、
本当の闘病実態や家族の苦悩が伝わらないからです。
たとえば、よくあるガン・バイブル本などには、
薬や健康食品の宣伝に加担したり、
また担当医師におもねるような
闘病体験談に“捏造”されているのではないか?と、
疑いたくなるようなものも散見するからです。

別に、その価値判断は、読者の自由で、
僕がとやかくいうものではありませんが、
ガン患者の一人として、
お涙頂戴式の記事や番組の犠牲や見世物にはなりたくない・・・
という気持ちがよく分かるので、
なんとしても、自分の手で書いたものをお願いしているわけです。

でも、その心配は無用でした
第2号にも、30名を超える、医師、作家、ジャーナリスト、
また闘病者や家族の方々、多くの会員や支援者のみなさんから、
手ずからの珠玉の原稿をいただき、うれしい悲鳴となりました。
とうとう16ページ増、
124ページの仕組みとなってしまったのです。
それでもページにおさまりきらず、一部の寄稿者の方には、
第3号に掲載させていただいたことを改めてお詫びいたします。

というわけで、季刊「いのちの手帖」 第2号・秋冬特大号は
来月、9月10日発行です。
詳細は9月になってから別掲で告知します。


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2006年8月20日(日)

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