元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1562回
バッチ・フラワー療法って何?

いま、発売中の新刊拙著「ガン延命学新書
〜希望こそ良薬 あきらめは毒薬〜」

(関根進・著 書斎屋・刊 定価900円・税送込)の
製作動機のひとつとして、
「治し」(treatment therapy)から
「癒し」(healing therapy)へ〜、

より人間らしい「いのち学」への期待が、
患者や家族に渦巻いている、
それだけでなく、健康に若々しく生きてたいと願う、
若い女性たちの関心が高まっているからだ――、
より人間らしい癒しの療法の発想学として、
ますます期待を集めているのが、体だけでなく、
こころもいのちも丸ごとみるホリスティック医学ですが、
本書は、この癒しの医学=いのちの発想学を基礎にした
“温かくて和やかな療法”を「スローヘルス延命学」と
命名して書き下ろしたものだ――ということを書いてきました。

というわけでもないでしょうが、
人間の縁というか、
シンクロニシティ(共振性)とは面白いものですね。
最近、僕のところに、人智学といった精神科学や
フィトセラピー(植物療法)などのヒーリングセラピーやらの
“癒し”の講演会の案内状や、
そうした分野の新刊書がたくさん届きます。

先日、かって、僕の後輩だった編集者から、
「バッチ・フラワーBOOK〜38種 花のエッセンスが心をいやす〜」
(白石由利奈・著 小学館)という

花のカラー写真を
ふんだんに取り入れた新刊書が送られてきました。
クレマチスとか、スターオブベツレヘムといった
花の写真をぱらぱらと眺めていくと、
その花のレメディ(薬)の組み合わせ処方で、
患者の心の悩みが癒されていく症例が
ぎっしり書かれているのです。
交通事故で両親を一度に失った悲しみの若い女性、
登校不安におののく小学生、
ガン転移のショックで落ち込んだ男性などなど・・・。

ちなみに、このバッチフラワー療法とは、
その花の持つエネルギーが、人間の心に作用して、
バランス感覚を穏やかに取り戻す効果があるというもので、
英国の医師であり細菌学者、ホメオパシー医でもあった
エドワード・バッチ博士が完成させた、
花のエッセンス38種による自然療法。
BOOK通販のアマゾンのランキングを見ると、
次のように、出版社サイドからのメッセージが発信され、
かなり読者の反応もよいようなのです。

           *

●どうやって使うの?
バッチ博士に選ばれた花(岩清水も含)は全部で38種類。
これらから抽出したエッセンスを飲んだり、つけたりします。
●どんな症状に?
心が凹(へこ)んでしまったり、
ストレスを感じたときにとるようにします。
心の状態に適応するバッチフラワーがあり、
本書では、これがチャートでわかるようになっています。
●エッセンシャルオイルとは違う?
抽出法が異なります。
また心の状態に細やかに対応して花が決められています。
そして、何より忌禁ごとがない。
老若男女、子どもも赤ちゃんも、ペットや植物にでも使えます。
そして常習性も副作用もない! 
英国では当たり前のように取り入れられている。
世界70か国で愛用される自然療法です。

            *

僕は、やはり欧州の自然療法で、最近、日本でも見直されている、
ホメオパシー療法は受けたことはありますが、
バッチフラワーは体験していませんので
確たることは申し上げられないのですが、
体、心、魂の、とくに人間の深層にある
「心・魂」と「花の生命エネルギー」が共振するという
考え方が、じつに面白いと思いました。


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2006年12月6日(水)

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