元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1568回
病院選びの基本情報

新刊拙著「ガン延命学新書
〜希望こそ良薬 あきらめは毒薬〜」の巻末には、
イザというときに役立つ3大付録、
「保存版/いのちの手帖」=(1)いのちの情報手帖
(2)いのちの患者手帖(3)いのちの家計簿・・・をつけました。
とくに、医師と病院の基本情報を知るホームページガイドが、
●症例や治療のガン基本情報を知るホームページ
●病院を知る、病院を選ぶためのホームページ・・・ですが、
今回は、「病院を知る、病院を選ぶためのホームページ」
の項目を抜粋紹介しましょう。

         *

●国立がんセンター「がん告知マニュアル」※1

がん告知に関しては「告げるか、告げないか」
と議論をする段階ではなく、
「如何に事実を伝え、その後どのように患者に対応し援助していくか」
という立場から、
1) 基本的姿勢 2)家族への対応 
3)来院の状況に応じた告知・・・
など一般的な留意点を挙げている。

●全国がん(成人病)センター協議会加盟病院一覧※2
全国各地のがんセンターなどの案内と
交通案内地図を掲載している。

●全国大学病院リンク(ほすりく.ねっと)※3
本来は医療従事者のための求人・求職サイトだが、
全国各地の大学病院が一覧となって掲載されており、
リンクできるようになっている。

●専用外来」がある病院全国ガイド※4
婦人病などで悩む女性が気軽に安心して受診できる
「女性専用外来」がここ1〜 2年、
全国規模で次々に開設されている。
東京の「女性のための生涯医療センターViVi」
「都立大塚病院・女性専用外来」、
大阪の「大阪市立十三市民病院・女性専用外来」など、
全国の女性専用外来が、診療の特長、予約の方法と共に一覧できる。
●財団法人 日本医療機能評価機構※5
第三者の目から病院を評価する機関。
病院の機能評価は「訪問審査」「書面審査」で行われる。
さまざまな手続きを経て、
最終的に認定証が発行される仕組み。(以下略)

            *

ガンと宣告されても「あわててはいけない」といわれますが、
多くの患者が頭の中が真っ白になるような衝撃を受けます。
また、少し落ち着いてきて
セカンドオピニオンを受けるにしても、
どの病院が信頼に足るか? 自分の希望に近いか?
口コミや知り合い情報に頼るのも手ですが、
まずは、インターネットから、
客観的に全国の病院情報を配信している
医療ホームページでチェックすることが、
患者の基本心得であり、ガン克服の近道です。
気になる人は、ぜひ、拙著近刊
「ガン延命学新書」を座右に置いて、
こうした「いのちの情報手帖」も活用して、
不安やトラブルを乗り越えてください。


※1  http://ganjoho.ncc.go.jp/pro/communication/020201.html
※2  http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/hosp_info/hospital02/index.html
※3  http://hosuriku.net/link/hospital_list.htm
※4  http://www.so-net.ne.jp/wellness/
※5  http://jcqhc.or.jp/html/index.htm


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2006年12月12日(火)

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