元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1588回
元旦は「いのちの時代」のスタート

昨年暮れ、2006年の世相を表す「今年の漢字」に
「命」が選ばれたことはみなさんもご存知のはずです。
ちなみに、日本漢字能力検定協会(本部・京都市)の公募には
過去最多の9万2509票が集まり、
「命」は8363票。
2位は「悠」、3位は「生」で、
秋篠宮家に悠仁(ひさひと)親王誕生という
明るい話題があった一方で
いじめ自殺や家庭内暴力、ガンや認知症の蔓延、
さらにテロ紛争が多発・・・、これほど
「いのちの重みを痛感した年はない」というのが理由でしょう。

くしくも、1年前に、このコラムの元旦挨拶で、
「ことしは新雑誌を創刊します」(第1223回)と宣言し、
僕たちのスローヘルス研究会が、
心のマッサージ・マガジンと銘打って、
この未曾有の長寿災難時代という「いのちの時代」に、
「少しでもよい時間を長く過ごすにはどうしたらよいか?」
という命題を掲げて、2006年3月に
「いのちの手帖」を発刊したことは、
まさに時代の不透明な気分と
潮流を先取りしたこととなりました。

創刊号の巻頭言で、最高顧問の帯津良一博士が、
「いのちの時代へ」
と題して宣言したことを覚えている方は多いと思います。
「二十一世紀の養生は病であろうとなかろうと、
いかなる状況の中にあろうと日々、
いのちのエネルギーを勝ち取っていくという攻めの養生である。
(略)
養生を果たし続けていくと、
時々内なる生命の場のエネルギーが溢れ出てくる。
そして外界のいのちとぶつかる。
そこに直観が生まれ、次の瞬間、
生命の躍動が起こって私たちは歓喜に包まれるという。
アンリィ・ベルクソンの考えである。
大いなるいのちの流れに身を委かせながら
内なる生命を溢れ出させ
直観・躍動・歓喜を繰り返していくことこそ
私たちが生きていくことなのではないだろうか。
やがて来るいのちの時代の魁(さきがけ)として、
この『いのちの手帖』の果たす役割はあまりにも大きい」

人間の病気や悩みを、機械修理と同じように
マニュアル化して処理しても解決にならない――、
本来、人間は機械にあらず、これからは、体だけでなく、
精神性も霊性も、スピリチャルなエネルギーを高める
「ホリスティックな(人間丸ごと)発想法」が大切だ――、
個人、家庭、会社、地域、国家、地球・・・
あらゆる生命場、環境場で
スピリチャルなレベルを上げようという、、
「いのちの発想革命」提案が誌上で宣言されたわけです。

毎号、邱永漢さんを始め、
作家の安岡章太郎さん、三木卓さん・・・
いろいろな立場のメンバーから、
勇気と希望に溢れるエッセイ、
スピリチャルなレベルを上げる具体的な提案が、
誌上で公開されました。
創刊号のエッセイ特集のキーワードは、
「すべてにありがとう」
「種がこぼれて仲間がふえる」「ガンはあきらめない」。
第2号は、「元気を貰った、あの一言」
「いま、家族でときめいて」
「ガンと上手に付き合おう」というメッセージでした。
また、昨年暮れには、いのちの手帖・新書シリーズの第一弾として
「ガン延命学新書」を発刊。「希望こそ良薬、あきらめは毒薬」
というスローヘルス・メッセージを送らせて頂きました。
患者さんや家族のみなさんから心強い賛同の声をいただきました。
有難うございました。

そして、この春(3月)発刊の「いのちの手帖」第3号では
「病院では聞けないホントの話」
「からだにいいことしてますか?」
「明日を見つめて・・・、ガンが教えてくれたこと」と、
「自らのいのちの場のエネルギー」を高める
メッセージ・エッセイが連弾される予定です。

「いのちの手帖」NO3春号のトキメキ対談に登場!
カウンセラーの洞沢鯉江さん(中央)と女優の宮崎ますみさん

さらに、特別企画として、マスコミに乳ガン告白をした
女優の宮崎ますみさんと、気鋭のスピリチャル・カウンセラーである
洞沢鯉江さんによる
「自分を輝かせるためのトキメキ対談・5時間」を
30頁にわたって組みます。
女性の方必読です。
楽しみにしてください。

みなさん、この2007年も、
「いのちの手帖」と共に、
手に手をとって、
スローヘルスに、輝きながら歩んでいきましょう。


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2007年1月1日(月)

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