元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1595回
ガン統合医療セミナーの盛況

昨年暮の12月16日(土)と、ちょっと古い話になりますが、
その日は大安吉日だからでしょうか?
僕の知っているだけで、
ガンの統合医療やホリスティック医療に関わる
シンポジウムが3つもありました。
そして、どれも満員の盛況なのです。

最新ガン医療が日進月歩で進歩していると
マスコミで喧伝される割には、ガンになる患者も、
死亡する患者も激増しているためでしょう。
「なんとしてもいのちを助かりたい」、
「新しいガン治療の可能性について知りたい」と
患者と家族の関心が急激に高まっているわけです。

(1)ひとつは、2006年12月16日(土)〜17日(日)
信州飯綱高原で開かれた
帯津良一塾「いのち学」講座です。
「やがて、心といのちの場に目を向ける
統合医学の時代を迎える」
─という帯津医師の持論が主題。

(2)もうひとつは、2006年12月16日(土)午後1時半から、
東京の全電通ホールで開かれた
グッドエイジング・セミナー。(主催B&Sコーポレーションズ)
キャンサーフリートピアの三好立医師と、
エッセイストの逸見晴恵さんの対談セミナーです。
テーマは「ガンになってもあわてないために」というものです。

(3)そして、3つ目が、2006年12月16日(土)午後4時から、
東京・日本青年館・中ホールで開かれた
「市民が知りたい、医者が知らせたい、がん治療」という
特別シンポジウム。(主催NPO法人 統合医療塾)
司会進行は、川嶋朗医師(東京女子医科大学附属
青山自然医療研究所クリニック所長・統合医療塾塾長)
水上 治 医師(NPO法人統合医療塾理事・健康増進クリニック院長)
シンポジウム出席者は
○倉田宝保 医師(大阪医科大学付属病院)
○田原 信 医師(国立がんセンター東病院)
○菅野光男 医師(菅野クリニック院長)
○鶴見隆史 医師(鶴見クリニック院長)
テーマは、
「抗癌剤の使用について〜現状と可能性〜」というもので、
田原医師と倉田医師が、西洋医学の立場から
抗ガン剤治療の最前線を報告し、
一方、菅野医師と鶴見医師が、代替医療の立場から、
西洋医学の限界について反論するという、
実にユニークな医学シンポジウムです。

ちょうど僕も「いのちの手帖」第3号の入稿作業が始まっており、
全部のシンポジウムを「はしご」する
時間も体力もありませんでしたので、
仲良しの帯津先生と、三好先生と、逸見さんには失礼して、
西洋医学の先生と代替医療の先生が激論対決するという、
3つ目の「統合医療塾」の会場に出かけたわけです。

まず、抗ガン剤治療を実施している
腫瘍内科医の立場から、
倉田宝保医師(大阪医科大学付属病院)が
シスプラチン+タキソテールによる肺ガンの奏効率データを上げ、
田原 信医師(国立がんセンター東病院)からは、
5FU+シスプラチン改良型+放射線による
咽頭ガン、食道ガンの奏効率の
臨床治療の最新情報が報告されました。
さらに「抗ガン剤の過剰投与」や
「副作用・疼痛ケアの問題点」など、
抗ガン剤の「功罪」も指摘されました。

そして、次に、代替医療医のおふたりに話が移ったのですが、
ここからは「抗ガン剤治療の弊害」が厳しく指摘され、
一気に会場の雰囲気に、
対決ムードの緊張感がみなぎったわけです。


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2007年1月8日(月)

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