元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1635回
日台交流・医学懇親会に行ってきました

この2月の始めに、僕たち夫婦は台湾に行ってまいりました。
毎年、寒い東京を避けて、温かい台湾や香港で
1週間ほど過ごすのを常としていますが、
今回は、台湾に初めて新幹線(高速鉄道)が開通したこともあり、
時速300キロ、台北〜高雄90分、
快適な旅を体感してきました。
開通までいろいろトラブルがありましたが、
発車、到着時間も正確で、日本の新幹線と遜色ありません。
終着駅の高雄・左営駅を降りて、
車を飛ばして3時間、台湾最南端のリゾート海岸で
温泉に入ったり、美味しい南国の果物を食べたり、
乗馬を愉しんだり、ゆったり過ごしてきたわけです。

今回はエッセイストの逸見晴恵さんを
お誘いして一緒に参りました。
逸見さんは、胃ガンで亡くなられた
夫・逸見政孝さんから受けた貴重な闘病教訓、
また自らの子宮頸ガンの克服経験を通して、
全国で講演を続けておられ、
また、毎年「いっつ癒しの旅」と命名した、
ガンの患者さんや家族のみなさんのための
癒しの海外旅行を企画したり、
日々、忙しいスケジュールをこなしていますので、
「今回は“いっつ癒しの一人旅”ね」と、
ご自身も、しばし、
ゆったりと英気を養う旅を愉しんでいたようでした。

それでも、逸見さんも僕も、一日だけは、
台湾のガン克服患者のみなさんや、
ガン統合医療を推進する医師のみなさんと懇親する
“仕事”にお付き合いすることになってしまいました。

漢方複合薬の天仙液や漢方薬の普及や
ガン統合医学の推進団体である
国際癌病康復協会の台湾本部のみなさんが
お膳立てをしてくれて、台湾医学界の重鎮の方々と、
中国医学と西洋医学を結合する
中西医結合治療医療について意見を交換する
ガン統合医療・日台交流懇親会に出席してきたわけです。

この日台交流懇親会は台北シェラトンホテルで、
お茶を愉しみながらの気楽な会として開かれましたので、
日本の隣の国で、西洋医学だけでなく、
いかに漢方医学との統合医療が研究され関心が高まっているか?
また、いかに東洋医学と西洋医学の長所を組み合わせた治療で
救われる患者のケースが増えているか?
そのあたりの最新情報を少し報告したいと思います。

左端が逸見晴恵さん、写真中央の筆者の
右隣が楊照雄さん、右端が蘇仁宗さん

台湾大学医学院前院長・楊照雄さんほか
台湾医学界を代表する医師のメンバーや、
ガン克服患者でもある医師のみなさんなど、
10名の方たちと、
漢方と西洋医学を統合する
「中西医結合」の現状と将来展望について
意見を交換したのですが、
さらに、台北医学大学研究室で、
分子造影技術による幹細胞再生実験と
漢方複合薬・天仙液のマウスによる実験を視察してきました。

僕たちが交流懇親会でお会いしたのは、
台湾大学医学院前院長・楊照雄さんのほか、
まず、自らガンを克服した医師の方たちです。

手術を避けて放射線と抗癌剤、
さらに食事療法や天仙液療法で大腸ガンを克服した
許達夫(台中市林新医院医療副院長)さん、
胃ガンから肝臓ガン転移を克服した、
呂樹炎(慶霖診所院長、大腸直腸外科医)。
そして、台湾の教育界、政財界の重鎮で、
胃ガンから肝臓ガン転移を克服した、気功や占術に詳しい
蘇仁宗(財団法人・重仁文化教育基金会董事長)という、
そうそうたる体験と経歴の持ち主のみなさんでした。


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2007年2月17日(土)

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