元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1641回
自然治癒力を引き出すコツ

2007年2月12日、東京・永田町の星陵会館で、 
日本CI協会主催の「帯津良一博士・講演会」が開かれました。
演題は「自然治癒力を高める生き方
〜ガン治療の未来を拓く新たなアプローチ〜」というもので、
この西洋医学の限界が叫ばれる中で
真に望まれる新しい医療とは、
『自然治癒力』を主役とするホリスティック医療だ――、
とする、先生の持論を、2時間、ぶっ通しで展開する、
熱気に満ちたスピーチでした。

帯津先生の持論である
「『自然治癒力』を主役とするホリスティック医療」の
最近のキーワードが「人生の旅情」にある=
「“人生の旅”のトキメキ」であるとは、
まえに、このコラムも、
僕たちのスローヘルス研究会で行われた
帯津博士の年頭講話の紹介の中で触れました。

おさらいすると、
「自然治癒力を引き出す
ホリスティック・コミュニケーションのコツ」は、
医者と患者が一体となって、互いに生命場エネルギーを高めて、
一緒に「人生の旅情」を大切にすることだ――

患者さんが「まなじりを決して、
ガンをやっつけよう」と思うならそれもいいが、
人生の旅の中で、なによりも『心トキメク』ことが大切だ――、

心トキメク、小さな爆発を起こすからこそ、
「いのちの場」が躍動するわけで、
フランスの哲学者、アンリ・ベルクソンの言っているように
いつも心に「感動の小爆発」を起こすことが、
いのちのエネルギーを高めることだ――、
それは身体だけでなく、
「体と心と魂」のトータルなつながりを見て、
それぞれの生命場エネルギーを高めることだ――、
というわけです。
そして、いま先生が究極のホリスティック医療として、
病院で実践している療法が
「気功」と「ホメオパシー」だと力説していました。

この講演を聞き逃した人は、
さらに2007年3月31日(土) 13:00〜
名古屋・今池ガスビルホール
(名古屋市千種区今池1−8−8)で、
もう一度、開かれますので、
近くの方は、参加してみてください。
大学病院では、決して聞けない、
もうひとつの新しい医療=ホリスティック医療による
「自然治癒力を高めるコツ」を知ることが出来るはずです。
問い合わせは以下です。※1

講演会に参加できない人は、
帯津良一医師による近著が、2冊出たばかりですので、
こちらを読むことをお勧めします。
一冊は、「新版自然治癒力の驚異」(講談社)という本で、
11年前に書かれたものに、新たに加筆構成して、
病に克つ!ガンに克つ!「自然治癒力を高める秘訣」について、
理論と実際を、分かり易く解説したものです。

<主な内容>は――、
・西洋医学に中国医学を結合
・誰にでもある自然治癒力
・私はこうして病に克った―実例に学ぶ
・自然治癒力を高める方法
・選び、納得して、信じる―患者さんの体験を聞く
・「場」のパワーこそが自然治癒力
・死を考えるのは生を考えること――ですが、
とくに、帯津博士直伝の気功術「時空」についての
分かりやすい図解が実践的で、
患者や家族のみなさんには必読です。

※1  http://www.ci-kyokai.jp/


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2007年2月23日(金)

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