元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1672回
「心の掃除」が出来ていますか?

体だけでなく、心、魂のエネルギーを上げることが、いかに
病気を克服し、さらには創造的人生を切り開くか――という、
自分らしく輝く、自分のパワーを上げるための30頁大特集、
いま発売中の「いのちの手帖」第3号で大評判!
気鋭のスピリチャル・カウンセラー洞沢鯉江さんVS
女優の宮崎ますみさんによる
「なぜいま「治し」から「癒し」なのか?
自分らしく輝くためのトキメキ対談」の
核心部分をもう少し紹介しておきましょう。

             *

●ポイントは「手放す」「オモリを捨てる」

司会 宮崎さんは感受性が鋭いというか、
心理学者のユングがいう「虫の知らせ」や「正夢」といった
無意識世界の共時性に対する感度が強い人のように思いますが、
人生、行きつ戻りつしながらも、
本当にうまく自分の軸に流れを戻すパワーがありますね。
さて、洞沢さんは、昔は企業内コーチングもやったり、
いまはスピリチャル・ヒーラーとして
個人や主婦、
サラリーマンの心の病の相談に乗っているわけですが、
なかなか、本当の自分の流れを創る、
自分の軸を取り戻す人って少ないのではないかと思いますが、
どうですか?

洞沢 そう、すごく少ないですね。
そして、症状は基本的に鬱が多い。
端的にいうと、親子の関係、仕事の関係で、
悩みを抱えすぎちゃっているのです。
「手放す」「オモリを捨てる」
ということに気づいていないのです。
いままでの時代は共有するということがDNA的というか、
潜在意識の中に刷り込まれていて、
とにかく、モノも悩みも捨てないで抱え込む。
心の掃除が大切なんです。
よくいうのですが、権威や地位、お金や人間関係、
すべてにわたって得ることばかり考える。
それが出来ないと喜びや楽しみがないという
無意識の思いがあるのですね。

司会 マクロビオティック玄米菜食法ではありませんが
「食べたら出す」、心の世界でも「入れるより出す」、
欲望を入れるだけで、
過剰な分は捨てるということは、なかなか難しい。
いま話題のメタボリック症候群ではありませんが、
スピリチャルな面での「内臓脂肪」が
溜まりすぎている感じはぬぐえませんね。

洞沢 いままでは溜め込むのは仕方なかったと思うのです。
大きな時代のモノサシでいえば、
旧石器の時代からDNA的に見ても、
モノが不足していたわけですから、
得たものはなんとか貯蔵しておこう、
ご飯もいつ食べられるか分からないから「溜める」――
所有する発想の流れがずっと続いてきたわけです。
これからは、コレを切り替えて
「手放す」「オモリを捨てる」発想にいかないと、
ますます、ストレスや悩みを抱え込んで、
鬱から脱出できなくなるわけです。
大半の人に、そうした気づきがない。
まだ、いい学校に入って、いい家を持って、
出世の道を獲得して・・・
これが人生だと誰しもがインプットされてきましたから、
全員でそれを追い求めることになります。

          *

対談の続きは、また明日紹介しますが、
自分らしく人生を輝かせるヒケツとは、
ただ「勝ち組」になったり、
ただ「前向き」に情報を仕入れることではない、
心の新陳代謝のバランス上手になるといったことでしょう。
洞沢さん、宮崎さんと、人生のトキメキについて考えたい人は、
ぜひ、「いのちの手帖」第3号の30頁大特集を
じっくりと読んで、座右の書としてください。


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2007年3月26日(月)

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