元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1673回
なぜ「整理整頓清掃」で人生が変わるのか?

気鋭のスピリチャル・カウンセラー洞沢鯉江さんVS
女優の宮崎ますみさんによる
「なぜいま「治し」から「癒し」なのか?
自分らしく輝くためのトキメキ対談」の抜粋紹介の続きです。
『ポイントは「手放す」「オモリを捨てる」』ということだ――、
という、自分磨きのヒケツの話です。

           *

宮崎 私も何度も回り道していますが、
「捨てなさい」といわれても、すぐには出来ないわけですが、
洞沢さんがコーチングするときは、
具体的にどういう風に
「オモリの捨て方」をアドバイスをするのですか?

洞沢 いくら癒しがよいからといって、
ただ気持ちよく肩をほぐせばよいというわけではありません。 
また、昔のように、あまり抽象的な精神訓や、
宗教まがいの譬えでは、
このモノあまりの時代に育った若い人たちには通用しません。
私のところには、会社のストレス、夫婦生活の不和に悩む大人、
さらにガン再発で鬱病になった患者さん、
そして、キレる、登校拒否といった学生まで、
いろいろなタイプの人が来ます。
まずは、具体的に、見えるモノに依りそってアドバイスします。
たとえば、風水の観点を使うとよく分かってくれますよ。

宮崎 えーっ、「金運には黄色がいい」とかいう風水ですか?

洞沢 それは、本来の風水学ではなく色占いの類です。
風水って、中国4000年に伝わる、環境浄化学なんです。
内面がぐちゃぐちゃしている人は、
その人の家に行くとモノが多くて部屋中に散乱しています。
私、スポーツメンタル&ボディトレーナーも
やっていたことがあるのですが、
高校野球チームなどで、ここぞというときに
力を発揮できるチームの部室は、きまって綺麗なんです。
ですから、高校生ぐらいですと、
プロと違って同年齢ですから能力に差がない。
同じくらいの練習でも、強いチームというものは、
伝統的にとにかく掃除を徹底的にやるところなのです。
玄関も綺麗、臭くない。弱いチームの部室は臭いですよ(笑い)。
モノがぐちゃぐちゃしていては、
気持ちも散漫になってしまうからです。

司会 僕も、かなり、漢方も含めて中国五術といいますか、
風水の環境改善学も勉強したことがあるのですが、
部屋を綺麗に整頓しておくことは、
間違いなく気分を一新させます。(略)

洞沢 (略)よく、心機一転するときに、
整理、整頓、清掃っていうでしょ。
整頓、整理、清掃とはいいませんよね。
まず、始めの「整理」とは、「捨てる」ことなのです。
これが基本です。
まず捨てるという感覚、精神、習慣が出来てくると、
いろいろとこだわらなくなって来ますよ。

宮崎 一口に、自分の時間軸とつくろうなどと言っても、
それぞれに大変なプロセスがありますからね。

洞沢 ええ。たとえば鬱病ですが、
まず、こだわる、執着する。
こんな自分ではいけないと思いますよね。
そういう人に、
「そこ、こだわる必要ないですよ」と言っても無理なのです。
じゃ具体的にどうするか? 
こうしたタイプの人の家は大抵、きたないのです。
ですから、まず始めに身の回りのモノを
「整理」=「捨てる」ことからアドバイスします。
コレを始めると、次第に、
心にたくさんぶら下がったオモリから開放されてきます。
(以下略)

            *

この「いのちの手帖」第3号の30頁大特集対談では、
ホリスティックな
「自分磨き」のヒケツが、ダイナミックに公開されます。
もちろん、いかがわしい占いや呪いにも警鐘を鳴らす、
新しい「いのち学」への提案でもありますから
ガンの患者さん、家族のみなさんだけでなく、
20代、30代の若い愛読者のみなさんも、
興味が湧いたら、ぜひ、ゆったりと読んでみてください。
また、洞沢さんの近著「36日間でしあわせ体質に変わる本」
3月27日から発売されますので、こちらもおすすめです。


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2007年3月27日(火)

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