元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1675回
春はイキイキ! 目覚めの季節

これからは、ふきのとう、たらのめ、新キャベツ・・・
春野菜が続々と登場します。
春にはセリ、ウド、フキ、ワラビ、タケノコ、新たまねぎなど
アクの強いものが多いものですが、
冬の間じっとしていた身体や生命が目を覚まさせる作用があり、
春の旬には「いのちのパワー」があります。
みずみずしいピチピチとした春野菜で、
春気分を満喫することは、
体のみならず、心もときめかすものですから、
おおいに季節の変化を感じながら、
旬の食材を生かした、日本の伝統的な自然食を見直しましょう。

とくに、1週間のうち、半分でもいいですから、
(1)陰陽調和(2)身土不二(3)自然食品(4)一物全食の
マクロビオティック4原則に則った玄米菜食法の献立を
試してみてはいかがでしょうか?
越冬迎春こそ「ガン延命法」の基本だと述べてきましたが、
温かい春を迎えたからといって油断は禁物です。
このチャンスに、
高たんぱく高脂質の「食の堕落」から脱皮しましょう。
春は、からだにやさしくて
食生活の改善のスタートと考えましょう。
マクロビオティックに基づいた、
自然でスローヘルスな心身作りを心してください。

というわけで、いま発売の「いのちの手帖」第3号の好評連載=
野口節子さん
(島村トータルケアクリニック・穀物菜館館長・栄養管理士)
による「体にやさしいマクロビオティック料理教室」は
「春はイキイキした「目覚めの季節」
自然の力をいただきま〜す!」という特集です。
そのレシピのさわりを紹介しますので、
あなたの家庭でも試してみてはいかがでしょうか?

            *

●体にやさしいマクロビオティック料理教室
春はイキイキした「目覚めの季節」
自然の力をいただきま〜す!         野口節子


春には私たちの体のエネルギーは自然と同様、
冬のあと弛み(ゆるみ)はじめます。
そこで新芽類や葉菜、野草など上昇するエネルギーを持つ
春の食品を食べ始めますし、
美味しく感じるのです。

調理法は蒸す、短時間の煮物、軽く炒めるなどに、
味付は塩、しょうゆ、味噌などやや少なめに、
漬ける時間を短くした漬け物にしていきます。

今回は、お客様に喜ばれる、ちらしすしを中心に
《春のおもてなしメニュー》を紹介しますが、
さらに“畑のお肉”といわれ、
からだをヘルシーに整える
《大豆製品を使った簡単レシピ》も掲載しますので、
春の旬=自然のパワーをたっぷり愉しんで、
美味しくいただいてください。

《春のおもてなしメニュー》
●ちらしずし〜

すし飯には梅酢だけを使いました。
甘みの欲しいときにはおろしりんごや
りんごジュースを梅酢と一緒に使うとよいでしょう。

          *

以下、材料や手順は、明日から紹介しますが、
すでに「いのちの手帖」第3号をお持ちの方は、
ぜひ挑戦するなり、奥さんに協力してもらってください。

「春の旬のパワーをいただく」――
これが、ガンと上手に、長く付き合うコツのひとつです。
きっと、慢性的な便秘や
原因不明の体調不良が解消される・・・など、
あなたの心身の微妙な変化に気づくことになるはずです。


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2007年3月29日(木)

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