元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1684回
三木卓先生、「受賞おめでとう」

「『月刊マクロビオティック』や『月刊むすび』の書評で、
貴誌『いのちの手帖』を知りました。
病院では聞けない、医師にも相談できない、
どれも、心の深奥にふれたエッセイばかりで、
とても勇気付けられております。
関根さんのご本『ガン延命学新書』も読みたいので申し込みます」

「拝啓、HIQの『気がつけば、あなたもガン』を
拝読させていただいております。
『ガン』細胞との対決方法だけでなく、
『生きていく』とはどういうことかの哲学が切々と
希望を持った迫力で語られており、感動しております。
季刊『いのちの手帖』第2号、第3号、そして
『ガン延命学新書』を購読いたしたく、
お手数ですが手配くださいますよう、お願いします」

いま発売中の「いのちの手帖」第3号・春夏特大号だけでなく、
「いのちの手帖」第2号、そして、
新書シリーズの「ガン延命学新書」の3冊を合わせて、
メールやFAXで注文購読してくれる方が増えて、
スローヘルス編集部では、ほんとうに心強く感謝しています。
おかげさまで「いのちの手帖」創刊号は、
すでに売り切れとなってしまいましたので、
注文には応じられませんので、あしからず、ご了承ください。
さて、最新号の「いのちの手帖」第3号も、
邱永漢先生はじめ、安岡章太郎さん、
猪瀬直樹さんといった著名作家の先生、
ジャーナリストのみなさんから寄稿をいただいております。

ちなみに「いのちの手帖」第2号で
「患者のこころ――目下クスリ怪獣」という
軽妙なエッセイを書いていただいた
芥川賞作家で詩人の三木卓さんの作品を
覚えている方も多いと思います。

三木さんは腸チフス、敗血症、小児麻痺の後遺症、
さらに12年前の壮絶な心臓バイパス手術を乗り越えて、
いまなお、元気に創作、詩作活動を続けておられます。
今回、その真摯な人生の功績が認められたのでしょう。
日本芸術院賞の恩賜賞を受賞されることが決まり、
先月末、全国紙でそのニュースが配信されました。

「いのちの手帖」編集部でも、ささやかにお祝い贈りました。
「お祝いをありがとうございました。
もう賞をもらうなどということはないと思っていたのですが、
思いがけないことだとビックリよろこんでいます。(略)
『いのちの手帖』最新号も拝受。リッパな雑誌です。
みんなをはげます気持ちがあふれている。(略)
関根さんもみんなのためにがんばって下さい。また!」
「いのちの仲間」としては、とても嬉しい手紙を
三木さんからいただきました。
心がときめきますね。勇気が湧きます。

ま、我田引水の評価とはなりますが、
「いのちの手帖」とは、
ちょっとした文芸誌や総合誌でも読めない、
いのちの襞に触れる随筆が詰まった
「心のマッサージ・マガジン」です。
患者と家族、そして心ある医療関係者が手を繋ぐ、
スローヘルス=温和主義の雑誌です。
「切ったり」「叩いたり」の荒治療を喧伝する
ガン雑誌ではありません。
背広のポケットにも入る小さな雑誌ですから、
電車の中でも、ベッドの上でも、トイレの中でも
気軽に読めます。ぜひ、座右の「手帖」として
仲良く親しんでもらえれば嬉しい限りです

また患者や家族の方々、愛読者のみなさんからも、
たくさんの寄稿をいただき感謝しています。
第3号はさらに16ページ増。
140ページの特大号でお届けしております。
必ずや、治療、養生の参考になるはずですし、
病後の人生再設計のヒントが詰まっているはずですから、
ゆったりと読んでいただければ幸いです。


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2007年4月7日(土)

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