元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1782回
85歳、鮫島純子さんの健筆

わくわくするような、たくさんの原稿を拝読しながら
次号「いのちの手帖」の編集作業ができることは、まさに至福。
知らず知らずのうちに
元気のエネルギーが高まる気分となりますが、
そうしたとき、やはり、スローヘルス研究会を
いつも温かく支援してくださっている
エッセイストの鮫島純子さんから、
一冊の雑誌が送られていました。
鮫島さんは85歳にしてますます健筆――
という話の続きです。

送られてきたのは「青渕」7月号という雑誌で、
「想念のレベル」と題した
鮫島さんのエッセイが掲載されたものです。
鮫島さんについては、
「いのちの手帖」創刊号に寄稿いただいたこともあり、
じつに素晴らしいエッセイの達人であることや、
スローヘルス研究会の新年会でも
素晴らしい挨拶をいただいたことなどを、
このコラムでも何回か紹介してきました。

やはり、5年前に「青渕」で執筆された
「この世は愛の練習場」と題する
エッセイを紹介したことがありました。
そのさわりは、以下のような内容でした。

         *

この世は愛の練習場      鮫島純子
◆八十歳になって実感すること

人生というのは要するに愛の練習場、
広い宇宙に目にみえない
心のエネルギー波動だけになって還るとき、
この世を汚してしまったこの肉体という器は脱ぎ捨てて、
焼いて始末してもらえても自分で習慣づけた想いの癖は
魂という波動となって次元の違う磁場まで持ち越され、
次なるステップの練習が永遠に続くと教えて頂いたのは、
かれこれ40年前のことです。

年を重ね、伴侶を見送り、人生の終わりを意識してくると、
それを実感として想うようになりました。
自分の想念 波動が愛のひびきとして
光り輝かせられるようになるまで、
繰り返しこの地球という星の上で
愛の練習をするのが人生だと思い当たるこのごろです。(以下略)

           *

どうでしょうか? あなたの心魂のエネルギーが
いきいきと共鳴したくなる、素晴らしい死生観だと思いませんか?
帯津良一博士も「いのちの手帖」第3号の巻頭言でも、、
「死んでも自分はある。死後こそ本当の生なのだ。
この世はそのための助走路に過ぎない」と書いておられますが、
鮫島さんの「この世は愛の練習場」という人生観とは
帯津先生の発想にも近い、悩める者、病める者に、
勇気と希望をもたらす、
人生の大先輩がたどりついた「いのちと愛の名言」でしょう。

それにしても、長命で健筆をふるい、
次に続く世代に、
パワフルなメッセージを送れる人は羨ましい限りです。
最近の本というと自筆ではなく「語り書き」が多くなりました。
どんな有名な作家、随筆家でも80歳を越すと、頭脳は明晰でも
体力的に筆を持つのが辛くなる人が多いものです。
いつまでも「こころ」に思ったことを
「言葉」で表し「行動」に移していく・・・
こうした知的な手作業が続けられることは素晴らしいことです。
僕たちの「いのちの手帖」には、
このHIQの邱永漢先生83歳、安岡章太郎先生86歳を始め、
長命長寿の人生の大先輩のみなさんから寄稿していただける――、
とてもありがたいことだと思っています。
先日、文学的な音楽評論で有名な吉田秀和さんが、
93歳にして矍鑠として執筆活動をし、
ラジオ出演しておられる様子が、
1時間半のテレビ番組で放映されていましたが、
とてもオシャレで、
まさに元気で長生きの見本と感嘆したところでした。

さて話を鮫島さんの新しいエッセイ
「想念のレベル」に戻しますが、
その中で「こころ→言葉→行動を大事にすること」
「感謝の癖をつけること」が、いかに大切かについて、
たんたんと筆が進められていきます。


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2007年7月14日(土)

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