元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1805回
風邪を引くな!

痛くない、不快ではないというのであれば、
医療器具の進歩を知るのもいいかな・・・
と、いろいろと口うるさく、病院に注文をつけながら、
ガンの再発があるかないか?
鼻の穴から管を通す、
「経鼻内視鏡」検査を受けた話の続きです。

ま、検査の結果は、放射線の晩期の影響でしょう。
食道の壁がやや硬いこと。
少々、胃に潰瘍が出ていることが分かったのですが、
退院後丸8年を経て、それなりに歳も重ねてきたわけですから、
免疫力が落ちてくると、
全体の臓器のバランスも崩れてくるようです。

おまけに、僕には30年来の椎間板ヘルニアがありますので、
これも体の不調に影響していると思いますので、
これまで以上に、以下のことに励むように誓いました。
(1)玄米菜食法や気功は欠かさない
(2)漢方せんじ薬や天仙液は怠けずに飲む
(3)そして、これが一番大切なことですが、
「体を冷やさない」ように、
湯たんぽでも、携帯カイロでも、梅醤番茶でも、
ヒザ当てサポーターでも工夫して
「風邪を引かない」ように注意する。
それと、もうひとつ。嫌いなことはやらないで、
「トキメキながら過ごそう」ということです。
年になんどもなんども苦しい検査を受けたからといって
命が助かる保障は少ないものです。
また、化学劇薬を飲まずに済むのなら
それに越したことはないと僕は思っています。

僕の主治医の帯津良一医師も、
作家の五木寛之さんと、ベストセラー対談集
「健康問答」の中でこういっています。

           *

五木 私はがんは老化の一つだと思うから、
早期発見して長く闘病生活を続けるよりも、
後期発見というか、
末期発見の方が良いと持っています。
発見されるまで気持ちよく生きている人が
たくさんいるわけですからね。

帯津 私も神経質になって何回も
検診を受ける気にはなりませんね。
あるがままに任せておいて
自然に消えていくこともありますからね。

五木 とはいえ奇跡を期待するだけではいけません。
老化が治るということはあり得ない。
だから私は「治る(なおる)」という字を
「治める(おさめる)」と読んでいます。(略)

            *

ことガンにかぎりません。
元気で若生きのヒケツは
ずばり以下の健康格言に尽きると思います。
「風邪引かない、転ばない、義理は欠け」
これは、まえにも書きましたが、
「昭和の妖怪」などといわれて
嫌いな人も居るかもしれませんが、
90歳まで辣腕を振るって生きた
岸信介元首相のしたたかなる処世訓です。


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2007年8月6日(月)

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