元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1895回
50代からのアクシデントに克つ

3年前、突然、血液のガン=急性骨髄性白血病と診断され、
骨髄移植を克服して
奇跡的に生還した花井陽光さんが、いま正食協会の
機関誌「むすび」誌1に50代からの
「ついのすみか(終の棲家)」探しについての
連載を始めているという話の続きです。
10月号には、なぜ、花井さんが
退院後の生き甲斐として
「ついのすみか」探しのテーマを選んだか、
その闘病克服の経緯が
「骨髄移植は間違っていたのでしょうか」と題して
詳しく書き綴られています。
さらに、その続きを紹介しておきましょう。

          *

《イノチの使い方を考える》
ベッド生活は様々な真実を無言で教えてくれました。
病気をするとすぐにお金が必要になることをご存知ですか。
白血病は健康保険を使っても
月々100万円以上かかります。
でも日本には高額療養費制度があり、
所得に応じた自己負担限度額を
超えた大半について払い戻されるのです。

初めて体験した福祉制度に
社会保険の傷病手当金制度もありました。
傷病手当金は会社負担は一切なく
給与の60%(現在は2/3)が18ヶ月支給されます。
本来会社が手配すべきことでしたが
手続きのほとんどを付き添いのKに依頼し、
Kは入院先の豊橋から
東京・渋谷の社会保険庁まで出向き手続きを済ませました。
弱者救済を目的にした社会制度には随分助けられました。

気がつけば人生は50代終盤にさしかかりました。
授けられた余命を何に使うか考え続けました。
まったく見知らぬ土地である岡崎市に住み始め、
残された人生で何が出来るかを考えたのです。

こうして夢想した「ついのすみか」は、
住まいだけの問題ではないことを身をもって実感させられ、
中身の更新を余儀なくされました。
「ついのすみか」はどこか遠くにあるユートピアではなく
今生きているこの場所を
理想のついのすみかに変えればよいことに気づかされたのです。

50代を過ぎると、
人生の終盤にさしかかり予想もしなかった
事故や病気、離婚や死別など
様々なアクシデントが待ち構えています。
同時に人格的にも円熟期を迎え、
趣味や道楽を始めファッションや食事、旅や散歩にも
妙味を発見できる年齢でもあります。

そこで、この街を
本当の「ついのすみか」に変えるためジジイの予備軍、
50代以上を対象とした情報発信を考え、
愛知県庁へNPO法人ついのすみか研究会を申請しました。
次号には悪戦苦闘の日々の中で見つけた
「ついのすみか」をご紹介します。

          *

以上が、白血病を克服して3年の花井さんの連載コラムですが、
いま「むすび」誌11月号1では、
第2回目の「50代からの終の棲家探し」
の提案が掲載されています。
興味のある方は、この雑誌を読むか、
花井さんのBLOG2を読んでみてください。
患者、健常者を問わず、
きっと賢い知恵の数々が得られるはずです。


1 http:/www.macrobiotic.gr.jp/musubi/contents/index.html

2 http://tsuinosumika.blog113.fc2.com/blog-category-0.html


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2007年11月4日(日)

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