元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1974回
フランス爺さんのお叱りコラム(1)

「長寿の幸福」とは何か?
昔、「青年は未来に生き、老人は過去に生きる」
といわれたようですが、
70歳、80歳とて、未来に生きる青年となるべき時代です。
それも、身体は70、80歳であっても、
日々、素晴らしい未来に燃える人、
目的を持っている人は青年なのだなあ――、と、
今年いただいた年賀状を見ながら、つくづく考えさせられました。

前回まで、83歳で中国をはじめ世界を股にかけて
飛び回っている邱永漢さんの活躍、
そして、85歳にして足の骨折にもめげず、
自然治癒療法によって見事に回復、
すっかり元気になられて、趣味の社交ダンスはもちろん、
アジアの災害孤児の支援活動も続けている
エッセイストの鮫島純子さんの「いきいき年賀状」を
紹介してきましたが、まさに長寿時代の鏡です。
40代も50代も60代も見習いたいものですね。

さて、いま発売中の「いのちの手帖」第4号では
「80歳から息子世代へ!『いのち』のメッセージ」と題して
80歳を超えて、まさに「心の養生」に励んでいる
3人の大先輩のエッセイを掲載させていただいています。

・「患者漂流」の時代――
「政治」に無関心でも「いのち」に無関心ではいけない 中野次郎
・目からウロコのスローヘルス! 
ユーモア上手は生き方上手 アンドレ・キャラビ
・倒産、クビ、挫折、再建、返り咲き!
83年の人生で掴んだ「無手無し流」 吉川亨

この3方の中でも、80歳を超えて、
ますます健筆に冴えをみせているのが、
在日40年の親日フランス人・ジャーナリストの
アンドレ・キャラビさんです。

キャラビさんについては、このコラムの
第1811回「目からウロコの心の薬」で、
いま週刊ポストでムッシュ・キャラビの
「GRAIN DE POIVRE=コショウの一粒・今月のエスプリ」と題する
まさに「良薬は口に苦し」の痛快なコラムを、
月1回で連載していることを紹介したので
覚えている人も多いと思います。

Grace a la biotechnologie, 
quand tant de personnes 
meurent de faim,ces dames 
les voitures se nourrissent de 
maïs,de colza,ou de canne 

a sucre!
バイオテクノロジーのおかげで多くの人間が飢えても、
“自動車さま”が 
トウモロコシや菜種やサトウキビ等々頂いています!


Pas d‘argent、une prière,l’argent
rentre, on prête l‘oreille audiable!

金の無い時は神頼み、金が入ると、悪魔のささやき!

Avec l’âge le seul fait de 
regarder la météo nous fait 
attraper un rhume!

年齢とると、天気予報を見ただけで風邪を引く!

――と、どのテレビ番組を見ても新聞雑誌を読んでも
いい加減なコメンテーターが跋扈している中で、
ひとり、歯に衣を着せない辛口評論を書きまくっているのが、
フランスの元気爺さん(^0^)=ムッシュ・キャラビなのです。

この正月に出た「週刊ポスト」
元旦号(「エンタメ」)※1の辛口コラムも
まさに「目からウロコ」の痛快なものでした。


1 http://www.weeklypost.com/


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2008年1月22日(火)

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