元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第2023回
長寿食の達人・大集合(2)

いま発売中の「文藝春秋SPECIAL」の
文藝春秋SPECIAL (スペシャル) 2008年 04月号 [雑誌]
「長寿の食卓―大特集・私の長寿食、教えます」は必読。
中でも「大特集 私の長寿食、教えます」と題する各界有名人
50余人によるエッセイが圧巻。このコラムでもおなじみの
85歳で元気凛々のエッセイスト・鮫島純子さんの
「長寿食」も、僕の「延命食」の秘話も掲載されている――
と言う話の続きです。

50余人による「私の長寿食」のエッセイをすべて
紹介するわけには参りませんので、
85歳のエッセイスト・鮫島純子さんのものと、
僕のエッセイのさわりを紹介させて貰います。

         *

●私の食歴     鮫島純子
(略)高度経済成長期を経て日本が豊かになるに従い、
大気汚染、農薬汚染、
添加物による健康被害の恐ろしさを思い知らされます。
昭和四十年代に入ると、
不足しやすいビタミンやミネラルを補うためだといって、
アメリカから種々のサプリメントが
家庭に入ってきましたが、
環境汚染の恐ろしさに駆られて
購入するうちに家計を圧迫し、
「やはり野菜と乾物に戻ろう」と決意しました。

ちょうどその頃、「酵素」との出会いがありました。
素朴な容器に入った「ケンコーソ」は、
玄米胚芽や糠で食養微生物を培養したもので、
画期的な特徴は熱に強い点です。
玄米食が身体にいいとわかっていながら
続けられなかった私にとって、
使い勝手のよさも
家計を圧迫しない価格も魅力でした。

現代人に不足しがちな胚芽や食物繊維、
ビタミン、ミネラルをこれで補おうと、まず自らが実践。
毎食後、小さじ一杯を摂るのが基本です。
「好転反応として身体の毒素が下痢、
吹き出物という症状になって現れる場合もありますが、
心配御無用」とのことでしたが、
そんなこともなく消火器系統の好調を感じました。

あれから四十年余、八十五歳の今も
「ケンコーソ」と「酵素蜜 舞」は食卓に欠かせません。
祖父(明治の実業家・渋沢栄一)も
叔父(栄一の四男で実業家・随筆家の渋沢秀雄)も
九十一歳まで長生きしましたので、
元々長命の家系なのかもしれませんが、
同年齢の平均より元気な健康状態は、
この酵素のおかげだと感謝しています。(中略)

さらに私の健康法を付け加えますと、
早朝の散歩と朝3、昼2、夜1の配分の食事です。
夜八時以降は何も口にしないように心がけています」

さすが、元気長寿の達人・鮫島さんらしい、
すばらしいスローヘルス健康法ですね。
去年の夏には、足を骨折して
2ヶ月も入院していたにも関わらず、
いまは趣味の社交ダンスのクラブでも
踊っておられるといいます。
やはり、どんなに長寿社会といっても、
自らの知恵で「長寿の秘訣」を編み出すことが、
ますます、大切になってきたというわけです。

明日は、この「文藝春秋スペシャル・春号」に掲載されている
僕の「ガン切らずに10年目、僕の延命食」のさわりを
紹介しましょう。


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2008年3月11日(火)

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