元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第2061回
僕はガンの「反戦派」です

ガン治療にも「好戦派」と「反戦派」があって、
多くは、病院や医師の意見に従って、
「好戦派が当たり前と考えられている。
ガンは切り傷や悪性のタンコブの治療と違うから
ただ「戦い挑む」だけではうまく行くはずがない・・・
という話の続きです。

僕は、はっきりいって「ガンの反戦派」です。
食道ガンのむごい手術を拒否して、
「抗がん剤+放射線+天仙液+SOD」そして
マクロビオティック玄米菜食法の励行によって、
幸運にも生き延びてきたわけです。

昨年、夏には、久しぶりに内視鏡検査を受けたら、
胃に4発、潰瘍がある、
「さあ、胃の手術は、食道の手術に比べたら
ぜんぜん簡単ですから切りましょう」と
宣告されて、びっくりしたこともありました。
でも、このときに頑として切りません!と言い張って、
玄米菜食法の手当て法を励行し、
天仙液だけでなく、天仙栓という座薬を併用しました。
天仙栓は僕にはかなり強い漢方薬でしたから、
半分ずつ使ったのですが、
腸壁から血液を通って全身に廻るせいでしょう。

かなり刺激的なものでした。
これに加えて、僕の主治医の帯津医師に処方していただいた
漢方のせんじ薬を毎日かかさず服用した結果、
やせ衰えるどころか、毎日、快食、快便、快眠となり、
どうやら、胃の潰瘍も消えてしまったようなんです。
それと、もっとも大事な養生法は、
寝るときは湯たんぽを入れ、
寒いときの外出には、携帯カイロを2枚も3枚も貼って
カラダを「冷やさない」絶えず「温める」ことが
功を奏したようでした。
あれから10ヶ月、医師も看護士も
「関根さん、元気そうですね」と不思議がっているんですね。

いずれにしても、手術や化学薬で、一時、
ガンとは「好戦」しないといけない時期もあるでしょうが、
治療後、退院後は、とくに、
いろいろと、体全体の免疫力を向上させる
養生の組み合わせを、患者自らが家族と一緒になって、
励行することが、延命の近道なんですね。

一時は「ガン好戦派」でも仕方がなくても、
もし、長く生き延びたい、
とくに中高年になったら、「ガン反戦派」に転向して、
いわば、スローヘルスに養生する方策を練ることが大切だと」、
僕は思っています。

こんな「ぐず」なガン闘病の話をすると、
「本当はガンじゃなかったんじゃないの?」などと、
不思議がるより、揶揄する友人も出る始末ですが、
ガンの闘いって、ちょっと罹ってみないと分かりにくいんですね。

もう4、5年前に、僕と同年齢の加藤武彦さんが
「十二指腸ガンを切らずに10年」という記事を
このコラムで書いたことがあります。
「気功+温泉療法+健康食品」という療法の組み合わせで
いまも元気に過ごされているわけですから、
まさに「切らずに15年」の「反戦派のガン患者」といえます。
そのころ、がんセンターの外科医からは
「馬鹿な!」とせせら笑われ、周りの友人たちからも
「ほんとうはガンじゃなかったのでは?」
と邪推されたそうですが、できることなら、
生来、与えられた臓器を大切にはぐくむことこそ、
本来の人間が果たすべき「いのちの道」ではないでしょうか?
あなたはどう考えますか?


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2008年4月18日(金)

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