元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第2090回
魂のホームカミング・・・いい言葉ですね

白樺林に包まれた軽井沢高原教会、
その前にたたずむ祖父・沖野岩三郎の歌碑、
そして、いま結婚式の司式を執り行い、
多くの若いカップルを愛の絆で結んでいる
兼瀬清志牧師、由利子さんご夫妻・・・
なんとも自由で温かい雰囲気に包まれて
僕が「ここはホームカミング=魂の故郷ではないのか」と
感じてしまったという話の続きです。

その兼瀬清志牧師と奥さんの由利子さんが発信し、
全国の若い世代と交信を続けている
「軽井沢高原教会のつれづれ日記」の雰囲気を
もう少し伝えましょう。

これから結婚しようと考えている方も、
わが子の結婚を考えている方も、
きっと、このBLOGを読むと、
この殺伐とした世のかなで忘れ去られた、
人間と人間のさわやかな絆、
そして、なんとも落ち着いた魂の『ふるさとの場』を
垣間見ることが出来るはずです。

「軽井沢高原教会の隣にそっと寄り添う牧師館は、
そんな教会や森の風を祈りに変える優しい建物なのです。
・・・おかえりなさい!
嬉しい時、悲しい時、辛い時、苦しい時、
何の拘束も無く、いつでも帰れる心の故郷でありたい!
それが軽井沢高原教会でありたいのです」

結婚式だけではありません。
毎月のゴスペル礼拝には
全国から100人の参列者があるようで、
BLOGにもその華やかなメールが溢れています。

「20代:ゴスペルの方たちの力強くてキレイな声が、
教会の中に響いて、とても気持ちのいい空間でした。
20代:牧師様のお話や素敵な歌声に感動しました。楽しかったです。
30代:家族四人で高原教会に帰ってくることが出来、
とても幸せです。また皆で来ます。
30代:また来ます。
30代:久しぶりに声を出して歌い、気持ちよかったです。・・・・」
「単なる結婚式場としての教会ではない事が
多くの人達に知れて欲しいのですが
なかなか伝わり難いですね。
一度この優しく広い門を潜った人達は
生涯忘れない事も又不思議な事です。
いつまでも心の故郷でありたいですね」
「清志先生には沢山の時間を割いて
頂きしっかり話を聴いて頂いたのでずうずうしく・・・というか
“本当の家族・父”のようにある意味ごく自然に悪びれず先生を
“ふたり占め”していた自分らに気づきました」
「次に逢える機会があれば、
由利子さんといっしょの写真を撮りたいです」

ここで挙式した多くのカップルたちが、やがて、
子供たちを連れて、まるで魂の父母に会うようにして、
牧師さんご夫妻にメールを送り、
ときに、この教会を訪れる気持ちが手に取るように伝わってきます。
素晴らしい「いのちのエネルギーの場」が育っている――、
「魂の絆」が繋がっている――そう思いませんか?

祖父・沖野岩三郎の何代あとの牧師さんに
当たるのかは分かりませんが、
兼瀬牧師ご夫妻の心広い「魂の伝道」の姿に、
異端の作家だ、汎神論臭い牧師だと言われた
自由闊達な発想の沖野岩三郎も、
きっと天国で喜んでいるに違いないと思ったりもしました。
ホームカミング・・・いい言葉ですね。
ホームカミング・・・魂の帰る居場所を持っている人は、
きっと「幸福」も「幸運」も掴める人だと思います。


1  http://karuizawachurch.dreamblog.jp/


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2008年5月17日(土)

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