元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第2102回
食品添加物、農薬から身を守るには

スピード化する食卓汚染から
僕たちガン患者は、そして
消費者はどうすればよいか?
子どもたちや家族を蝕んでいる
食品添加物の恐ろしさについて
食箋指導者の山村慎一郎さんと
一問一答した拙著「しなやかな玄米菜食」
の抜粋紹介の続きです。

        *

食箋指導者の山村慎一郎さんの
答えは簡単明瞭です。
「とくにガンやアトピーの患者は、
これらの食品添加物や農薬まみれの
食品は食べてはいけない――、
これが養生の大前提です。
体内に強力なガンがある時には
健康なときと違って受ける
被害がより大きいからです。」

逆に考えれば、
無農薬や有機栽培の食材を吟味し、
栄養バランスの優れた玄米菜食を励行すれば
ずばり「ガンは食べて治せる」
という考え方です。(略)

では「食べてはいけない」
危ない食べ物を食べてしまったらどうするか/
前にも書きましたが、
排便排尿を促進するリブレフラワーや
ブラックジンガーといった
玄米全粒粉のスープを飲んで、
ただちに「毒素を出す」ことに
僕は決めています。
また、「KIPPO農薬カッター」という
野菜から化学添加物を取り除く粉なども
わが家では使っています。

勇ましく、フードファイター(食の闘士)や
フードギャンブラー(食の賭け事師)に変身して
食の糾弾運動に乗り出すことも大切ですが、
その前に『己の命は己で管理する』といった
賢い発想が大切だと思います。

まずは、あなた自身の、
あなたの家庭の日々の食卓、
献立、料理から、しなやかな食革命を起こす。
そうしたスローヘルスな食発想が
なによりも大事なのです。
マクロビオティックの玄米菜食法を
「うさぎのエサだ」
「鶏のエサだ」などと
笑ってはいられなくなったと思いませんか。

        *

なぜ偽食から正食が大切なのか?
いかに食べ物が心身に影響するか?
これが拙著「しなやかな玄米菜食」の中で
明かした「食といのち」の話ですが、
この食品汚染の時代には、
ぜひ、こうした本を再読して、
わが家の食生活改善を図ってください」。
また、6月下旬発売の
「いのちの手帖」第5号でも
「偽食から正食へ! 食は運命を変える」という
エッセイ特集も組んでいますので、
参考にしていただきたいと思います。


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2008年5月29日(木)

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