旅行記者・緒方信一郎さんの
読んでトクする旅の話

第182回
霧が出たら遅れを覚悟するしかない

飛行機が遅れると、
現地に到着した後の予定が狂ってしまい、
気分的にも嫌なものです。
海外旅行のときは、日程も長めですから、
多少、時間に余裕があるかもしれません。
ですが、国内旅行だと期間も短く、
遊びではなく、何か用事で出かけることも多い。
そういうときに遅れると、気分も悪い。

機材の故障で遅れるなら、
航空会社に文句を言うこともできますが、
天候不順で飛び立てない、
あるいは遅れるとなれば、どうしようもない。
台風に代表される強風のときは、
もちろん運休になることも多い。
ただ、雨の場合は、揺れますが、
欠航になることはそれほどない。
雨よりも欠航になったり、
遅れたりする確率が高いのが霧です。
理由はもちろん離発着時の視界不良が起こるからです。
冬場は特に霧が出やすく、
午前便だと、霧が晴れるまで待たされることがある。
ニューヨークなど寒い所にある空港だと、
ちょくちょく霧が発生します。
日本でも山間や盆地にあるような空港は
霧が出やすい。

今のような冬場の霧の発生しやすい時期は、
霧の出にくい海上の、
あるいは海沿いの空港を利用するといいかもしれない。
たとえば、九州の北部や中部に行くなら、
盆地にある熊本空港ではなく、
市街地にある福岡空港を使うとか。
目的地にもよりますが、選択肢があるなら、
遅れの出にくい空港を選ぶ手もありです。


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