お金をかけずに磨きをかける、賢いワザの玉手箱

第22回
クレンジングと美肌 Vol,3
美容の便利と恐怖な話

どんなに高級な化粧品を買おうと
どんなに有名な化粧品をお肌にのせようと、
美肌への道に『合成化学界面活性剤』というキーワードは
切っても切れないものなのであります。

私がなぜ、そんなにこの薬剤にこだわるか!
まずはその話をしっかりしないといけませんね・・・
まずは「界面活性剤って何ですか?」って話です。
このお話は美容家として
真面目にお話しなければならないと思います。
界面活性剤とは、主に自然界の法則を覆す1つの成分であります。

例えば、石油輸送のタンカーが航海していて、
あるトラブルから爆発を起こし海に原油が流れ出したとしますよね。
でも油は海水とは混ざり合う事は無く
海の表面を漂い、海に住む生物に多大な害を及ぼしながら、
延々と広がって、浄化されるのに何百年もかかる!と言われます。
そう、油と水はその表面の界面を融合する事はありえないのです。
がしかし、この魔法の薬剤、界面活性剤を使用すると、
あっという間に融合しあい、水と油をしっかりと混ざったまま
キープできるようになる魔法の成分なんです。
そう界面活性剤には、水の表面(水溶性の界面)と
油の表面(油溶性の界面)である界面張力を
低下させて混ぜる働きがるのです。

ありえない話ですが、原油が浮遊する海水に界面活性剤を混ぜれば、
油は一気に水に混ざってしまうし、
よくTVCMなどでやっている
野鳥などの油まみれになった鳥たちは、
界面活性剤たっぷりの食器洗剤で洗うことにより、
原油はきれいに流れ落ちるんです。
ほら・・・ちょっと分かってきたでしょ(^^)
何かに似てない???
そう、私たちが日ごろからお手軽に愛用している
クレンジングに似ているんです。
言わば、私たちが毎日やっている化粧落としは
ある意味、自然界の当たり前を覆している行為なんです!!
では、なんで、『合成化学海面活性剤』が怖いのか???というと
その素晴らしい性質とは裏腹に
便利が故の弊害もあるんです。
それは・・・
肌の表面に残りやすく、肌本来持っている、
自浄機能やバリア機能を低下させるだけでなく、
界面活性剤の強力な洗浄力で肌を丸裸にしてしまうと、
次、自分の本来の肌機能に復活するまでに
3日〜5日かかると言います。
そうなんです。
皆さん、お手軽というだけで
こういった原材料を使われているもので
日ごろからお肌のお手入れをしているのです。
実際怖いと思いませんか?
私はその現実を知ったとき、今まで自分がやってきた
美肌への努力はいったいなんだったんだ!?と
驚愕していまいました。
では、お肌にどのようにこの原材料が影響をおよぼしているのか?
次回はそこらへんを詳しく書きますね〜





←前回記事へ

2007年2月13日(火)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ