蓬莱仙人・大海淳さんの
身体にいい話

第220回 (旧暦8月28日)
第1回「キノコ狩りツアー」をやってきました

9月20日、仙人塾「キノコ狩りツアー」の第1回を
予定通り行いましたので、今日はその様子を
報告しておくことにしましょう。

ずっと「晴れ」マークが並んでいた天気予報が、
台風15号の影響で前線が刺激され、
前日の午後になって突如「曇りのち雨」マークに変わったため、
第2回、第3回への振替希望者が5人出て、
22人の予定が17人になりましたが、
最初から小雨決行と決まっていましたから、
予定通り午前7時にチャーターバスで藤沢駅前を出発しました。

参加者の年齢は、一番下が50歳、最高齢は75歳の女性です。
「曇りのち雨」の予報に臆して参加を見送ったのは
30代と75歳のご夫婦でしたから、
計らずも中高年の人たちの元気のよさが
証明される結果となったようです。

目的地は、富士山御殿場口登山道二合目の太郎坊。
江ノ島から湘南の海に沿って134号線を走り、
大磯から国道1号線を辿って
乙女峠から御殿場市街を経て向かうコースです。
箱根路にさしかかった頃から
ポツリポツリと雨粒が車窓を濡らし始め、
重い空を恨めしそうに見上げる人も出てきましたが、
「ダイジョウブ、降っているのは箱根だけで、
御殿場方面は降ってないヨ」と仙人が言うと、
みな半信半疑の顔付きでした。
しばらく走って乙女峠まで来ると、
仙人の御託宣どうりに空も明るくなって、
雨の落ちておらず、車内にはドッと歓声が轟きました。

辿り着いた太郎坊は、視界100mほどの霧。
全員が雨具を着けて、フジアザミが咲き並ぶ登山道を
100mほど登ってから左手(南側)の森へ入り、
一斉にキノコ採りの開始です。
長く雨がなかったせいで、ここではさしたる収穫がなかったため、
30分ほどで全員を集め、今度は300mばかり上の
カラマツ林を覗くことにしました。

この林に足を踏み込むと、ポツポツとキノコが姿を見せ始め、
「あった」「アッタ」という声が
あちこちで聞こえるようになったのです。
こうして1時間少し前までこの林で遊び、
全員がバスに戻った頃に大粒の雨が落ちてきました。

バスで1合目あたりまで降り、今度は昼食の時間です。
森の中にタープを張って全員が集い、
仙人が用意した11種類のキノコをほうり込んで
仙人流「キノコ汁」を作り、冷えた体を暖めながら満腹!
食事の後に全員が採ったキノコの鑑定を行ってから帰路につき、
出発地の藤沢駅前に戻ったのは予定通り5時半のこと。

ちなみに、この日の収穫は、ハナイグチ、
アミハナイグチ、キノボリイグチ、シロヌメリイグチ、
ヤマイグチなどが中心でした。

富士山のキノコたち

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