今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第37回

えびの八頭衣揚げ  えびの八頭衣揚げ


えびをつぶした八頭でくるんで
きつね色に揚げます。
西洋料理でいえば、
コロッケとえびフライの
合いの子とでもいいましょうか。

ねっとりした八頭の衣が酒を含んで、
香ばしくおいしい料理です。
じゃがいもでも作れますが、
やっぱり八頭のほうが香りがよく、
その上、じゃがいもで作ると
まるで西洋料理になってしまいますから、
八頭で作っていただきたいと思います。
えびの八頭衣揚げ

油は一度熱くしてから中火にして揚げます。
熱すぎると外側だけ焦げてしまいますから、
油の温度が上がりすぎたら、ねぎを放り込んでください。
温度が下がります。
低すぎると、今度は衣がはがれたりパンクしたりしてしまいます。
火加減には充分気をつけてください。

油に入れたら、そっとして動かさないようにします。
揚がらないうちに動かすと、衣がこわれてしまいます。
また、一度にあまりたくさん入れずに、
2〜3本ずつにしてください。
これは冷めたら揚げ直してもよいでしょう。
このままでもいただけますが、
レモン汁をかけてもおいしいものです。
あつあつの揚げたてにレモン汁をかけると、
味がひき締まりさっぱりいたします。



材料
大正えび 小10本
八頭 1個(300〜400グラム)
ねぎ(みじん切り) 大さじ2
調味料

小さじ1

こしょう

少々

片栗粉 小さじ2
小麦粉 大さじ1
 
ラード 大さじ3
ねぎ 2分の1本
揚げ油 5〜6カップ


作り方
1. えびは尾を残して殻をむき、背わたも取って、塩小さじ2分の1とこしょう少々をふり、下味をつけます。
2. 八頭は柔らかくなるまで蒸し、なめらかにつぶしてから塩小さじ2分の1とこしよう少々を混ぜ、さらにラードとみじん切りにしたねぎを入れてよく練り混ぜます。
3. 練った八頭を厚めの丸い皮にのばし、中心にえびをのせて尾だけ外に出して包みます。
4. 小麦粉、片栗粉を合わせ、水を加えてよく混ぜて糸をひくくらいの濃さにした衣を(3)につけます。
5. 揚げ油を熱し、熱くなったら中火にして(4)を入れ、あまり動かさないようにしてきれいな色がつくまで揚げます。


調理のポイント
油の温度は一度高くしてから中火にします。
熱すぎると衣だけ焦げるし、低すぎると衣がはがれやすいからです。
油に入れたら動かさないことです。

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