今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第36回

春雨の炒めもの  春雨の炒めもの


マ イー シャン シュとは、
ありが木に登るという意味で、
これは料理の形からついた名前なのです。
というのは、
昔はもっとずっと手間のかかる方法で
この料理を作っていて、その形がまるで
木にありが登っているように見えたわけです。
つまり、春雨を油で揚げて木の形にし、
ここへ炒めてとろみをつけた
ひき肉のあんをかけました。
春雨の炒めもの

でも今では、その方法よりも、ここでやったように、
全部合わせて炒めてしまいます。
これはこれでおいしいものですから。

春雨はもどりすぎては困ります。
その点、緑豆で作られた中国製の春雨は、
もどりすぎることはないので、安心して使えます。
日本製の春雨には、水にうっかり長くつけすぎると
溶けてしまうものもあるので、気をつけてください。

味を辛くしたいなら、
豆板醤を小さじ2にしてもよろしいでしょう。
また、水のかわりに鶏のスープを使っていただくと、
いっそうおいしくなるのはもちろんです。



材料
春雨 150グラム
豚ひき肉 100グラム
ねぎ(みじん切り) 大さじ2
しょうが汁 小さじ1
豆板醤 小さじ1
大さじ2〜3
調味料

小さじ2分の1

しょうゆ

大さじ2

砂糖 小さじ1
2カップ


作り方
1. 春雨は30分間ほど水につけてから三つくらいの食べやすい長さに切ります。
2. 鍋をよく空焼きしてから油を入れ、熱くなったらねぎを入れて炒め、香りが出たらしょうが汁と肉を加えます。
3. 肉がパラパラになるまで炒め、豆板醤ともどした春雨を入れ、よく混ぜながら炒め、塩、しょうゆ、砂糖、水を加えて5〜8分間弱火で煮て、春雨に味をしみこませます。


調理のポイント
春雨をもどしすぎて柔らかくなったら、台無しです。中国製の緑豆の春雨なら大丈夫です。
鍋はよく空焼きしてから油を入れます。春雨は鍋にくっつきやすいのですが、よく焼いた鍋ならくっつきにくいからです。

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